今日、土曜日の実店舗についてのお知らせです。
一応現時点では営業する予定ですが、
降雪量、積雪量によっては営業をお休みします。
9時頃までにはもう一度こちらでお知らせする予定です。
ではとりあえずおやすみなさい。
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今日、土曜日の実店舗についてのお知らせです。
一応現時点では営業する予定ですが、
降雪量、積雪量によっては営業をお休みします。
9時頃までにはもう一度こちらでお知らせする予定です。
ではとりあえずおやすみなさい。
2回に分けて、コート&ブーツを紹介します。
まずはutility編から。
実用服、実用靴として作られた5点をアップしました。
まずはこのダッフルコート。
S.E.B.(Southern Electricity Board、現Southern Electric)という、
イギリスの電力供給公社に勤めていたエンジニアに支給された一着。
タグにドンキージャケットとあります。
これは街着のダッフルコートの使い回しではなく、
元から作業着として作られているわけです。
確かに見た目はドンキージャケットそのものですね。
フードが付き、着丈が長くなっただけでベースは同じです。
まあ経緯や用途が面白いことは確かですが、
一番面白いのは洒落っ気、飾り気のないシルエット。
まず肩が落ちません。真四角ではないものの、
肩周りは広く、また角張っています。
また全体的に太い。今モノのように、身頃はデカく
袖周りは細身、なんて流行りとは無縁です。
マス層やオピニオン層、つまり普通がいい人たちや、
流行りに敏感な人たちは敬遠する形です。なので、
その層にいる自覚がある人にはおすすめしません笑。
イギリス独自のデザインを持つワークウェアが好きな人、
或いは、肩が落ちるとかもう飽きたわ、つまらんわという、
今の服じゃ満足できない人には必ず刺激をくれる服です。
次はドライバーズコート。
BRITISH RAIL、当時のイギリス国鉄に勤めていた駅員さんや
操縦士さんなど、屋外で働く職員に支給された一着。
このPコートタイプ、イギリスらしくいうならリーファータイプは
制服、つまりブレザーとしてはポピュラーなデザインではあっても、
コートとしては割と異色です。実用服だけでいえば尚更。
だいたいがシングルフロント。
ダブルでもグレートコートのような長い着丈のものがほとんど。
そもそもブラックのグレートコートなんてないと思いますが。
このコート一番の特徴は、ヘリンボーンのライニング。
なぜか鉄道物だけにみられる特殊なデザインです。
過去に1着だけこのデザインのものを取り扱ったことが
ありますが、それも鉄道物でした。
これも上のダッフルコート同様に寸胴なシルエットで、
素材も精製が甘く、不純物も残っているようなウール。
身頃をもう少しスリムにすればもっときれいに見えるとか、
キメの細かい素材なら落ち着いた雰囲気になるとか、
服作りには当たり前のことを、一切考えてない。
防寒性、コスト節約。それだけ。
単純で一途な理由から生まれた服。実用服の魅力。
コートの最後はこれ。
1940年代のシェパードジャケット。
シェパードとは羊飼いのこと。
ヒツジの国、イギリスならではの職業です。
のんびりした姿を想像してしまいますが、仕事は仕事なわけで、
上の2着に比べてだいぶ用途がプリミティブですが笑、
これもれっきとしたワークウェア。
ABBEY LEATHER AND SUEDE SPECIALIST。
イギリスのヴィンテージウェアが好きな方なら見たことあるかな?
コベントガーデンにあるVINTAGE SHOWROOMというショップが
リリースしたVINTAGE MENSWEARという本に、このメーカーの
フライングジャケットが掲載されていますね。
ワークウェアとスポーツウェアを作っていたメーカーのようで、
本に載っているのは下のMOTOR & AVIATION EQUIPMENTの方、
つまりスポーツウェアですが、このジャケットは上に書いてある
SHEPHERD GARMENTの方、つまりワークウェアです。
デザインはドンキージャケットですが、素材の質感や色など、
典型的なそれとは大きく異なります。とはいえ一般的に見たら
とても地味な違いだし、ルックス自体も本当に地味なんですが、
デザインが定まっていなかった時代に作られたドンキージャケットの、
淘汰されてしまった要素を見ることのできる貴重な一着です。
続いてブーツ。
1940年代に作られたイギリスのワーキングブーツ。
これは本物のシープスキンを内側に張り、
レザーソールではなくゴムソールを使用した、
防寒性・グリップ力に優れた実用靴です。
CC41。
結構認知度も上がってきたと思います。
知らないけど興味ある、という方はアイテムページを。
戦争で物資が不足する中、節約のために設けられた基準なのに、
CC41のマークが付く服、靴はどれもクオリティがすごく高い。
普通なら節約した分だけ品質は下がってしまうように思えます。
ですが、考え方はそうではなく、物資をケチるというよりは良い素材を
適切に使うことで、長持ちするものを作る。品質が良ければ長く使えるし、
新しいものを作らなくて済む。結果的に節約になる。そういう発想です。
品質を下げたら、一時的な節約にはなるかもしれないけれど、
すぐダメになってまた生産しないといけない。それこそムダです。
CC41、素晴らしい政策ですね。
このブーツも履き込まれた上に、70年以上も経っているのに、
革もゴムも硬化、劣化はなく、シープスキンもふかふかです。
CC41、おそろしい政策ですね笑。
最後はイギリス軍のオフィサーブーツ。
今まで何足も扱ってきたスタンダードな一足。
もうほとんど説明は不要だと思います。
貴重なsize 10のFITT 8。
デカ足の方には朗報です。
もちろんご覧の通りデッドストック。
オフィサーシューズというとサンダースが有名ですが、
こちらはDESBOROUGH SHOEという、今もノーザンプトンに
工場があり、チーニーのシューズを作っているメーカーです。
規格、つまりデザインや素材と、品質に違いはありません。
いや、むしろ品質はサンダースより上かも。
以上coats & boots、utility編でした。
次回はfashion編です。
明日についてはまた後ほど。それでは。
オフィサーのために作られたミリタリーのコートと、
それらにインスパイア、モダナイズされたコート。
まるで今のヴィンテージと新品のような関係。
実用服から街着への転換も同様です。
とはいっても、現代服との乖離こそがこの2着の魅力。
新品から遡ってヴィンテージを追うプロセスでは
なかなかたどり着かない服です。
他人事ではないけれど、ヴィンテージクローズを
全て今の流れに寄せてしまう傾向が特に強い今、
現代服とは大きく異なるこういった服は、
その乖離、ギャップを楽しむことをもう一度
見直してみるよいきっかけを与えてくれます。
本日は撮影のため、発送は明日の木曜日になります。
ご了承ください。それでは、また。
一着のレザージャケットのポケットに入っていたレシート。
買った日、月、年がボールペンで記されています。
買ったもの、お店の名前、住所、値段まで書いてある。
1966年8月13日に"leather jacket"を購入したこと、
FOSTER BROTHERS CLOTHING(当時あったイギリスの
メンズウェアチェーン)のフランチャイズショップに売っていたこと、
その店がロンドンの中心から南に外れた町、SIDCUPにあったこと、
当時の£41.96はすごく高級ではないけど、決して安くはないこと、
買ったその場で着て、そのまま店を出て行ったこと・・・
何を思ってこのジャケットを買ったんだろう。
どれくらいの時間をかけて悩んだんだろう。
その先に何を見てこの服を見ていたんだろう。
£42はその人にとってどれくらいの金額だったんだろう。
その人は買ったあと店を出て、どこに出かけたんだろう。
傍(はた)から見たら何でもないことかもしれないけれど、
服を買うって、着る楽しみとか、スタイルとかだけじゃなく、
予算とか、他にやりたいこととか、色んなことを考えるから、
当人にとってはけっこう特別なことだと思うんですよね。
買った日を振り返ってみたら、その時の自分が甦ってきて、
懐かしくなったり、温かい気持ちになることないですか?
それって、その時の自分がそれだけ真剣になって考えた、
服を買う行為に正面から向き合った特別な時間だったって
ことなんじゃないかなと思うんです。
たとえレシート一枚でも、それに書いてある一つ一つの
文字や数字で、その人の特別な瞬間に立ち会うことができる。
ジャケットも特別だけど、その時間の価値もまた特別。
IANTHE。
パターン物が続きますが、イタリアがMISSONIならイギリスはやっぱりLIBERTY。
IANTHEはアールヌーボーの時代に起源をもつLIBERTYを代表するパターンの一つ。
これとHERA(孔雀の羽根がモチーフになったパターン)は鉄板ですね。
数限りないカラーバリエーションがリリースされていますが、こちらはパステルトーン。
ボディ(ジャケット)はLAVENHAM。
LAVENHAMとLIBERTYの蜜月もお馴染み。
現行ではリリースされていないようですが、
流行から外れているからこそより新鮮に映ります。
にしてもLAVENHAM × LIBERTYにしちゃ、あまりにパンクすぎると
思いませんか・・?LAVENHAMとLIBERTYの性格、特性を考えたら
これはちょっと攻めすぎている感が否めません。
それもそのはず、これは第三者、INDIVISUAL(個人)が介入しています。
推測ですが、着ていた人が、あまりにこのジャケットを気に入りすぎて、
すり切れたり、破れたりした箇所をパッチワークで直してまで着続けた
その過程?が、結果としてこの”デザイン”になったんだと思います。
素材の質感と色のトーンをあわせた生地を使う。
まあそこまでは考えつく人もいるでしょう。
でもこの人は、1色じゃなく2色の生地を使っている。
しかも、それを元々のマス目にキッチリ合わせず
かなりラフにカットして、迷いなく縫い付けている。
この素人離れしたセンス。
ちゃんと頭の中で出来上がっているか、
どうなってもいいやという怖いもの知らずか、
いずれかでないとこんな大胆なことはできない。
大事にしていたことを考えたら前者だと思いますが、
それにしてもどうやってボタン裏に噛ませたんだろう・・。
まあボロっちゃボロです、正直。
でもそうじゃなかったら、もしこれがきれいだったら、
おそらくLAVENHAM × LIBERTYのまま、
Wネームのままで出てきたはずです。
ボロくなるまで着たからそこに"INDIVISUAL"が加わって
世界に一枚だけのトリプルネームになった。
「なんでこんなボロになるまで着たんだよ。」
じゃなくて、
「こんなボロになるまで着てくれてありがとう。」
と思える方に。
告知です。
今週、来週と「毛・革・ブーツ」、この3つだけでやります。
革は全て上着です。毛も上着が中心です。
ブーツは色々ですが、ほぼ黒と茶色です。
一つ一つのボリュームがすごいので、
さすがにいつもよりやや数は少なめですが、
異様な雰囲気は楽しんでもらえるはずです笑。
ただ、毛も革もブーツもいらんという方は
ご遠慮ください。無駄足になります。
その中から一つずつ紹介します。
イギリスのシェファードジャケットです。
ドンキージャケットみたいですが、あんなにタフではないです。
衿だけは70'sに見えますが、4,50's頃のものだと思います。
ABBEY LEATHER。
見覚えのある方もいると思います。
SHEPHERD GARMENTとあるのに、
MOTOR&AVIATION EQUIPMENT。
ちなみにシェファードとは羊飼いのことです。
これが何なの?ってくらい地味なルックスだからこそ
レアリティが活きる、コントラストの強さが魅力です。
まずは毛でした。
Mascotのレザージャケットです。
アメリカ物みたいなルックスですがイギリスです。
バイカージャケットよりも男くさい印象ですが、
ダブルのカーコートみたいな仰々しさはないです。
ただ、イギリス物とは思えないくらい革が硬い。
ボタンを全て留めたら指が痛かったです。
一応ボディに着せてますが、かなり適当なので
着た感じの印象はまた全然違います。
内側はフリース張りです。
Mascotも素性がよく分からないメーカーですが、
製品のクオリティに関しては確かなものがあります。
バイカージャケットに飽きがきている方には新鮮だと思います。
以上革でした。
RAFのフライングブーツです。
ブーツのラインナップの中では唯一異色です。
古いものではないですが、特殊なのでそんなに
沢山出てくるものではないと思います。
RAFのブーツにも色々ありますが、
いかにもな感じがないのと、丸みとボリュームがあるのとで
ファッションへの応用がすごく楽しめる一足です。
22はRAFだけの番号です。
7Mのくせに27cmの僕でも履けました。
太いパンツをギュウギュウに押し込みたい気分。
以上ブーツでした。
ラインナップの中でも特に蒐集品的な要素が強い3点でした。
では本日もどうぞよろしくお願いいたします。
MISSONI。
これを手に入れたのは一昨年の12月。
売れずに残っていたのを「あ」と思い出して、
ストックの箱をかきわけて探してきました。
コンディションは中の下くらいです。
確かにちょいボロのニットに2万円は高いですよね。
でも、イタリアにいってMISSONIのニットを沢山見ましたが、
こんな美しいMISSONIは100枚みても1枚もないのが現実。
正直ショックでした。おいおい・・ってのが多すぎて。
話は少し変わりますが、
僕がMISSONIを好きになったきっかけがこの写真。
イタリアでミッソーニを見る時は常にこれが頭の中にあって、
今回のカーディガンは頭と手元が一致した瞬間でした。
どこにでもありそうなジーンズに茶色の革靴。
古着屋にいけばすぐ手に入りそうなミリタリー風のトレンチ。
でもインナーだけはこれこそMISSONIなニット。
未だに僕の中でこれを超えるMISSONIのルックは出てきません。
その理由は最後に言います。
MISSONIのメンズをチェックしている方なら分かると思いますが、
MISSONIはボーダーとかジグザグのパターンが大好物です。
今から遡って10年分のコレクションを全部おさらいしても、
ボーダーやジグザグといった規則性のあるパターン”以外”のもの、
例えばこの植物のように物(もの)がモチーフになったような
不規則な柄はほぼ皆無です。意外ですよね。でもホントにない。
だからこれはいかにもMISSONIらしいようで、実は全然らしくない。
現行は高すぎて手が出ないから中古で、ってな妥協じゃなくて、
同じMISSONIでも、ヴィンテージじゃなきゃ手に入らないものがある。
それがこのカーディガンが、ボロいのに2万円もする主な理由です笑。
でもう一回このルック。
今回のカーディガンとルックのカーディガン、
頭の中で重なったらもう大丈夫、着られます。
まあちょっと素材が季節はずれですけど笑。
他のアイテム、コートだったりパンツだったりを
MISSONIのニット1枚のために揃える必要は全くなくて、
手持ちの服でも、どこでも手に入るような普通の服でも
MISSONIを楽しく、美しく着る演出はできるんだと、
この写真が言ってくれている気がするんですよね。
普通でいい。だからこのルック。
まあMISSONIの狙いがそこかは分かりませんが。
このシーズンは当たりですね。カッコよすぎる。
ニットたちがイキイキとしてるのが伝わってきます。
フルで見れるサイトがあったらどなたか教えてください。
告知はまた後で。
ピカデリーにあったシャツメーカー、DARE & DOLPHIN。
シャツの専門店が丁寧に仕立てた一枚のシャツ。
非の打ちどころがない作り、着る人を選ばないパターン。
ただ、たった一つの違いが大きすぎた。
こだわりが裏目に出た。ターゲットを見誤ってしまった。
タッターソールチェックのウールシャツ。
このチェック使うなら、生地は普通コットンでしょ笑。
しかもただ生地をウールにしただけじゃない。
細い線が潰れないくらい繊細で、真っ白なウール。
生成りじゃないです、白なんです。この時代に。
この柄を着るような人たちは大抵は服に対してコンサバ。
「なぜ綿でやらんのだ」と思われるだけがオチです。
いくら先進性のある人でも、この柄のシャツの素材に
コットンが使われることに疑問はもたないはず。
違う素材でやれよ、つまんねえな、なんて思うわけない。
それくらい当たり前のことに、こだわりを持って変化を求めた。
手間とコストがかかったのは言うまでもないです。
でも残念ながら、そのこだわりにニーズはなかった。
ふーん、でも高いね、そんなお客さんの反応が思い浮かびます。
こういう今ですらビックリするくらいシャレたことを
50年も前にやっちゃうから潰れてしまったのではないか。
そう勘ぐってしまうくらいオシャレが過ぎる一枚。
広告を見る感じでは、シャツや下着以外に
ドレッシングローブを推していたみたいですが、
いったいどんなの作ったんだろ。
ニヤけてしまうくらいのやつ、いつか見つけたい。
あけましておめでとうございます。
2016年もよろしくお願いします。
9日で初売りはないだろうと思うのでやりませんけど、
久しぶりにテーマを作って展開します。また後で。
今日は、せっかくイギリスに行ったのだから、な3枚のセーター。
アランセーター、ガンジーセーター、ジョン・スメドレーター、
いかにも代表的な、イギリスらしいセーターはもちろん良いけど、
せっかく「ヒツジのくに」に赴きながら、
表面の毛だけつまんで帰ってくるのはもったいない。
耳の裏、首元の奥の方、お尻の周り、
見ているようで見ていない部分にも毛は生えていて、
そういうところも見て、触って、抜いてみます。
イギリスのセーターをもっと楽しもう。
晴れた日の野っ原に放牧されているヒツジ。
デザインはごくたまーに見るんですが、
モヘアでやるんかい、という一枚。
モヘアは細かい絵を表現しづらいので
こういう模様を編むのにはあまり向いてない。
右肩に2,3散らばっているのはおそらくトリ。
空に黒いのがいるからこそそれと分かりますが、
そこだけ切り取ったらもはやトリではなくなります。
この試みが成功か失敗かは別として、
やったこと自体をホメたい、というセーター。
続いてはJOSEPH TRICOT。
ジョゼフは結構知っている人も多いと思いますが、
TRICOTは聞き慣れないかもしれません。
ジョゼフのニットライン、の位置づけは半分正解だけど半分不正解。
ジョゼフ自体はこのTRICOTから始まった、が正しいです。
JOSEPHから派生したのではなくて、JOSEPH TRICOT→JOSEPHの順。
前も載せた気がしますが、
悪趣味なものだけ選んでいるわけでなくて
ランダムにピックアップしてこのドイヒー加減。
一番下はラルフローレンっぽいと思いきや
天使の目つきがだいぶイッてしまってます・・。
ショーの写真。パンツまでニット。
アップしたやつに雰囲気が似てます。同シーズンかな。
言うなら、「イギリスのカントリーテイストを
ものすごく趣味の悪い人が再解釈した」、そんな感じ。
ちなみにおそらく全てハンドニット。
まず遊びじゃ買えない。そりゃ出回らないわけだ。
今のジョゼフには似ても似つかない。
今の流行にもまったく合ってない。
でも最高。こんなセーターもうどこも作らない。
最後はこれ。
ノリがカルいです。チャラい。
アーガイルとか、クリケットセーターとか、
伝統的なイギリスのパターンを踏んでるようで
実は中身をぜんぶ入れ替えちゃってる。
でもこれ、ハンドニット。素材はシェトランドウール。
だいたいこういうのってアクリルで機械に任せて作ってるけど
これは違う。チャラいフリして実は本気。じゃないと作れない。
THE WEST SIDE STORYならぬ、
THE WEST END STORY。
ネーミングのセンスもニットデザインといっしょ。
本気で遊んでるってカッコいい。
久々の出演。YTR、あけましておめでとう!