先週、今週とイタリアンフェアに足を運んでいただいた方々、
本当にありがとうございました。
この季節にしてコートやレザーなど秋冬感満載で展開しましたが、
暑いのに色々試していただき、購入までいただいて感謝しています。
デザイナーズ以外のイタリア物は、テーマ別が一段落してから
再びウェブ・店頭にリリースしていきます。
来週からは「Labels and Designs」。
今回はブランドネームにこだわります。
ブランドなんて気にしない、なんてウソはもうつきません。
ただ、... and Designsなので、タイトル通りに
ノーネーム&ハイデザインも同時展開します。
コンテンポラリーのみ。ヴィンテージはいったんお休みです。
どうぞよろしくお願いします。
昼間だとうるさくて不快だったり、
悪い意味でいやらしく見えてしまう服も、
夜になると不思議と馴染む、溶け込む。
人だけじゃなく、服も昼と夜で表情が変わります。
今回はそこにフォーカスした2枚。
店を出て、駅までの道を歩いていたとき、「透ける服」を
着ている女の人がすごく多いことに気がつきました。
オーガンジーやシフォンのブラウス、羽織り、ショールを
Tシャツやキャミソールに重ねて、少し肌寒い夜の空気と
上手に付き合う姿は、色気があってカッコ良いなあと。
透けているのに自然で、ヘンないやらしさが全然ない。
それにひきかえ、男の夏の装いなんて、
Tシャツ・シャツ×コットン・リネン、おしまい。
例えそれ以上のものは求められていなくても、
あまりにも選択肢が少なすぎる。服が好きな人ほど
夏はつまらないというのも分かります。
このシルクの光沢や透け感は、日中だと光を弾き過ぎたり、
中が丸々見えてしまったり、自然体でいるのは難しいですが、
夜になれば光沢は静かになり、透け感もぐっと落ち着きます。
袖をまくって、フロントは開けるかボタンを1,2つだけ留めて。
全部閉じると重くなるので、あくまで着るというより羽織る感覚で。
女性がショールをサラッと纏うように、ラフに、ナチュラルに。
活動時間帯がだんだんと深くなっていくこんな季節に、
ナイトシーンの新しい一つの選択肢として。
今日の真夜中をもってイタリアンフェアを締めくくります。
あと一回。告知はまた後で。それでは。