ごぶさたしてます。
いつのまにかあと1週間を切りました。
更新するので見てください!なんて言っといてサイテーですねほんと。
こちらはまだ朝晩は冷えますが、昼間は半袖でもいけるくらい暖かいので
体調を崩すこともなく元気にやれています。トラブルも一切なし。
それでは少しずつ滞在の様子を。
今回の滞在先周辺。
見ての通りポッシュな場所です。主要な駅を含めて4,5つの駅が徒歩圏内。
どこへいくにもストレスなし。こんな良い立地まずないです。
ただ滞在している部屋がエレベーターなしの4階・・ こんな偶然いりません。
決して贅沢してるわけではないことは分かってもらえると思います笑。
家の隣のパブ。
仕事終わりの時間になると、周辺のパブはだいたいこんな感じ。
中をのぞいてみたんですが別に混んでるわけではなく、季節のせいなのか
外に出て立ち飲みっていうスタイルがみんな好きみたいです。
仕事の方も今までになく順調。
普段は2週間に詰め込むところを3週間に分散してるので、
割合余裕を持ってできているのも一因かもしれません。
まあ中にはアテが外れて0点、1点、なんて日もありますけど・・。
それではカメラに収めたところだけでも。
イギリスに来るたび必ずいくマーケットです。
物が買える買えない関係なくここはとても楽しい。何時間いても飽きない。
セントラルロンドンから1時間もあればいける場所なので、
今回はGWと被ったせいもあり、日本の観光客の方も多かったです。
ちなみに写真にあるものは一切買ってませんのであしからず。
鹿の首はいくらですか?という質問はご勘弁ください。
楽しい反面、いつも自分の視野の狭さ、応用力のなさを痛感します。
また、地方にも足を伸ばしています。
初めて訪れた街。
今回は時間があるのでダメで元々、いろんなとこにいってみようかなと。
正直見るものがほとんどなかったですが、公園も沢山あって、子供や老人が
特に多いせいか、街の雰囲気がやわらかい。裕福な方が住んでいるとの
話で、心なしかチャリティショップの内容もレベルが高かったです。
そしてかねてから話を聞いていたここのお店にも。
レディース専門のお店ですが、ロンドンでもまず見られないレベルの
セレクト・クオリティ。買い物はできませんでしたが、見れただけで感動。
いつかこんなお店がやれたらいいなと思いました。
ただ、ちゃんと獲るものは獲ってきてます。
今回ツイードはよほどの物でない限りパスしているのですが、
これも、なんだよツイードはもういいよ・・ってピンク!
びっくり仰天しましたが、それもそのはず。
こちらさんでした。
遠目だとネップのギャバっぽく見えますが、いろんな素材が混じった
ツイード地になっています。ここのはその名前ばかりが先立つ印象でしたが、
これはブランド価値がなかろうがデザインの面白さだけで十分勝負できます。
いくらダメもとでも、足を運ばない限り何が起こるか分かりません。
フリーマーケットも顔出してます。
右のワイルドスミスはコンディションが中途半端で断念。
ここのフリマは現地ではかなり有名なので、知っている方も多いかもしれませんね。
とりあえず駅が閉まってるので、バスを乗り継ぎしながら何とか到着したのが
朝の8時だったんですが時既に遅し。6時半には来ないとダメです。
日本でいうなら明治公園みたいな感じ?ただバラエティの幅広さは比べ物になりません。
そしてその帰りに出会った2人。
Wicked!!
何を参考にしてるのか聞いたくせによく聞き取れなかったんですが
リバティーンズ?とか言ってたような気が。何しろかっこよかった。
また、ガイドブックには「行ったらいけません」なんて書かれてるようなエリアにも
足を伸ばし、こんなファンキーなお店を発見。ヴィンテージというよりはセカンドハンドと
いう印象の方が強いこの街ですがなめたらいけませんね。
ビスポークのスーツやアルマーニのレザーサッチェルなどトップエンドなものから
リーバイスやスタジャンなどのアメカジや見たこともない8,90'sのデザイナーズ物まで。
また、らせん階段の下には80'sのVOGUEなどが山積みになってます。
いかにも軽そうな兄ちゃんですが知識豊富。上の2人に負けず劣らずwickedでした。
地方の景色は相変わらず素晴らしいです。
いっつもおんなじような景色撮ってますが、何度見ても飽きない。
今回は菜の花畑が満開でした。通りすがりに牛やヒツジを眺めるのも楽しい。
彼らの顔を見てると頭の中が少しクリアになります。
それではハントした中から、伝わりやすいものを中心にダイジェストで。
部屋が狭くて撮影環境が悪いので(言い訳)、ひどい写真ですが。
とても古い、ボーイズサイズのギャバジントレンチコート。
男の子と女の子がタグの中にいるので、おそらく兼用のユースサイズ。
合わせはどちらでもいけますが、ダーツ等の入らないメンズベースの作り。
インターナショナルのようなコットンライニング。
ベルトも残った、おそらくデッドストック。少なくとも水は通ってません。
Mascotのワックスバイカージャケット。デッドストック。サイズS。
と、おなじみBEDALE。こちらもほぼデッドストック。フードもつきます。
ツルッツルです。
手抜きですみません。
GIEVES & HAWKESのアーミーシャツとGRENFELLのハイキングジャケット。
SANDERS4足とTECNIC2足。
TECNIC1足除いて全部デッドストック。S&Sは70'Sから90'Sまで色々。
アンクルブーツはまだまだあります。
レザーアンドレースの弱みの一つでもあるパンツもこんなに沢山。
ほとんどイギリス物。テーパード系多し。だいたいが夏でもいけます。
今回かなり熱心に見てる8-90'sが充実してます。
その中でも特に印象が強いのがこの2本。
D. A. Lilliard。
85'sスタートの、ジャマイカ人によるイギリスのデザイナーズブランド。
タック入りでワタり広め、からのテーパード。early 90'sなシルエット。
おそらく左がリネンで右がシルク。やや尖ったデザインを、自然素材と
シックな色合いでバランスとって対象年齢を上げてます。
例えるなら8-90'sステューシーをもう少しラグジュアリーにした感じ。
実は他にもあったんですが、そこのお店の評価が高すぎて手が出ず。
合成繊維を一切使わず、ナチュラルでゆるさもあって、でもどことなく都会的な
雰囲気のものばかりでした。今回一番魅了されたブランドネーム。
以前より猛プッシュしているインド物も、極上の一枚が見つかりました。
ヘリンボーンツイードのボタンアップベスト。
インナーというより、むしろアウターとして作られているところに感動。
これぞイギリスとインドのフュージョン。
パターン物も。
エスニックやトライバルな香りが漂うものにも注目。
なるべくセーターとかは買わないようにしてるんですが、
それでもどうしても耐えられないものはやっぱりあります。
ほぼミッソーニです。メンズです。若干エトロも入ってます。
色遣いがもう有り得ません。かっこよすぎ。
フレックの入った、カラーとピッチダブルの4段グラデーション。
ハイネックのハーフジップがすごく新鮮。クルーやVネックだと
ここまでの感動はなかったかも。
極めつけの一発でとりあえず今回の記事は締めたいと思います。
イギリス軍。1952。↑。デッドストック。
初見です。ごめんなさい。全く分かりません。
White Cottonて何?ELって?
ATOMIC ENERGYとあるので、原子力関係の作業員用でしょうか。
原子力先進国としてのイギリスを作ってきた人たちが被っていたもの。
危険な仕事であることは間違いないので、ツバの短さももしかすると
それに関連があるのかもしれません。素材はかなり高密度なコットン。
ミリタリー物には必ず理由があります。
理由のない、不必要なデザインは有り得ません。
日本に帰ってから調べてみます。すみません。
先着4名様。
この写真を撮った後、一昨日から今日まで、
業者さん3連発だったのですが、正直今回すんごいです。
びっくりするようなのが出てます。詳細はまた後日。
それではまた。