そろそろ帰れるギリギリの線かなと判断し、片付けを始めさせていただきます。
本日ご来店いただき、お買上げいただいたお客様方、話し相手になってくださった笑お客様方々、誠にありがとうございました!
それでは失礼したします!
そろそろ帰れるギリギリの線かなと判断し、片付けを始めさせていただきます。
本日ご来店いただき、お買上げいただいたお客様方、話し相手になってくださった笑お客様方々、誠にありがとうございました!
それでは失礼したします!
今日は知る人ぞ知るメーカー、Huskyのレザーウェアを紹介します。
あえて色々書きません。見て頂ければ分かる人は分かると思います。
イギリス物に傾倒されている方なら名前だけでもピンとくるはず。
Huskyは過去に3枚だけ見たことがありますが、いずれもアヴィエーター系や
スポーツ系のジャケットで、バイカージャケットのようないかにもイギリスといった
イメージとは異なるものばかりでした。
もちろん名前から入ったわけではなく、それらを手にする機会がなければ
知ることのなかったブランド。ですが今回こちらを手に入れることで、改めて
ここのウェアはとんでもないな、と。確信のようなものを得た気がします。
ハゲハゲのガッサガサなのに、古いレザーという希少性と既成の価値判断
だけで高額な価格がついているものとは全く違います。
純粋にクオリティとコンディションだけを考慮したプライスだと思って下さい。
必ず納得いただけるはずです。
もう一点だけ。
TECNICのアンクルブーツ。
こちらも知る人ぞ知る優良ブランド。
もちろん現行品はもうありませんが、生産拠点を移してまで
量産、存続することを良しとしなかったメーカーです。
全てハンドメイドによるイギリスらしい古き佳き一足です。
以上、過去の知られざる名品にスポットを当てるシリーズでした。
今日は大雪の予報で、既にこちらでは雪が積もっていますが、
予定通り営業いたします。吹雪などであまりにも営業、ご来店が困難と
判断した場合は、また改めてこちらで告知いたしますが、その場合は
僕も帰れなくなるのでおそらくずっとお店にいると思います笑。
ゆっくりお話をするにはいい機会かもしれませんね笑。
お付き合いいただける方、お待ちしておりますので。よろしくお願いします。
スタイリングの応用が利く黒やグレーのオーソドックスなチェスターコートに、
全体に花を添えるような、イギリスらしいデザイン・カラーのハンドニットモヘア。
チェスターは両方ダブル合わせ。身頃が広く、合わせも深いダブルだとフロントを
開けてもインナーは見えませんが、こちらはインナーがチラッとのぞくサイズ感。
モヘアはまだ一枚で着るには寒いですが、アウターとインナーの間に着ることで
その通気性と保温性が活きるので、例えるならフリースのような感じです。
温かさはもちろんですが、そこまでボリューム感が出ないので、ダウンだとちょっと・・
っていうこれからの時期にも向いている組み合わせかなと思います。
昨日は結局アップできず。申し訳ありません。
今日は、普段あまり触れる機会のない、ヴィンテージイタリアンカジュアルを。
ルースフィットのショールカラーカーディガン。
2枚とも同じデザインで、オフホワイトとココアブラウンの色違い。
イタリア物というと、イタリアンクラシコと呼ばれる、スーツを初めとする
上質な素材感や、高い手工業技術による仕立ての良さなど、先立つのは
高級なイメージばかりですが、こちらはもっとカジュアルで大衆的なもの。
天然素材の割合を抑え、合成繊維であるアクリルがメインの素材配分。
ウール100%のものと比べると、肌触りが格段に柔らかく、また軽量なため、
着心地もとても軽いです。
ショールカラーのカーディガンは冬のイメージが強いですが、こちらはもう少し
温かい季節に羽織るような、春先向けのアウターとして見ていただければ。
Tシャツやカットソーの上にはもちろん、シャツ+タイにこのユルさをプラスする
スタイルも面白いと思います。
こちらはおそらく70's頃のもの。古着でもちらほら見かけるイタリア製ですが、
あくまで生産地としてイタリアを選んでいる場合が多く、純粋にブランドまで
イタリア物となると、ほとんど触れる機会はない気がします。
イギリス物とはまた一味違ったイタリアンヴィンテージカジュアル。
ミニマルなデザインですが、そのシンプルな中にイタリア物らしさ、違いを
見つけるのも楽しいです。少しずつ温かくなる季節に向けて。
って今雪降ってますけど。
まだまだコート類をクリーニングに出すのは早そうですね。それではまた。
今日は珍しく70'sに焦点を当てて、クラシックなスタイルのコートを
3つの異なるタイプに分けて紹介します。
まずはダブルのチェスターフィールドコート。
大きなラペルとシェイプされたウエストに時代性が表れています。
またバックベントも着丈の約半分を占めるほど深く切り込んでいて、
70's特有のラディカルな面がありつつも、思わず苦笑いしてしまうような
度を超えた華やかさや、チープな素材感とは一切無縁です。
若い頃にやんちゃなスタイルをいろいろと経験しながら、依然
ファッションへの高い意識は失っていない、3,40代の成熟した男性像が
ターゲットとして思い浮かぶような一枚。
6,70'sに強いディーラーさんから手に入れたものなんですが、
普段個々のアイテムに関してあまり語ることのないその人が、珍しく
僕がこれを手にした時、「・・・それはいいぜ」って言ってました笑。
個人的に70'sのカラーが強いものってあまり今の流れにリンクしないと
思っているので避けているんですが、これは例外でした。
続いてはハリスツイードを使ったオーバーコート。
ご存じDunn & Co.の一枚。
イギリス物としてはあまりにも有名な組み合わせです。
現地でも日本でも一定の評価を得ていますが、特に希少なものではないので
純粋にクオリティの面で評価されているということだと思います。
今までどれだけ数を見たか知れませんが、オーバーコートに関して言うと
過去に仕入れた記憶がないので、これが初めてかもしれません笑。
しかも、コートに限っては今回この1枚だけです。
自分が天邪鬼なのはそろそろ分かってくれていると思いますが、他のお店でも
手に入るだろう、ということ、また厚みのあるツイードでラグランスリーブとなると、
もっさりした印象が拭えず・・・。それで今までずっと避けてきたアイテムです。
オーソドックスなアイテムであり、野暮ったい印象も持ちながら、
あえて今回1枚だけ買ってきたのは、一枚の写真がきっかけです。
誰か忘れましたが、イギリスの王様がドイツを訪問した時の写真です。
厚みのあるツイード、ラグランスリーブ、着丈も長め、サイズも大きめ。
自分の中では完全にパスする条件が整ってますが、これを見て思わず、
かわいいじゃん、と笑。
どことなく一昔前のコムデギャルソンを思わせるようなサイズ感。
本人の存在感もありますが、スタイルだけ見ても王様一人際立ってます。
もちろんこんな風に着られるかどうかは体型にもよるわけですが、
温故知新というか、過去を見直して新しさを見出せるようないい例です。
最後はダッフルコートです。
いたってベーシックなデザイン。
サイズ感を抜きにしたら、これは着られないわ、って人はあまりいないでしょう。
こちらもおそらく70'sあたりのものですが、ダッフルコートはなぜか時代性が
そこまで反映されないアイテムで、70'sといってもウエストがシェイプされてたり、
派手な色柄の生地が使われるなんてことはないです。
そのかわり、身頃は細身。シュッとして、ストーンと落ちるスマートなシルエット。
70'sらしさが、クセのない形でうまく”今”にフィットした珍しい例です。
しかもデッドストック。古着らしからぬ清潔感は3枚の中でもずば抜けています。
敬遠することの多いカテゴリーなのでアップすることは少ないですが、
もしこの辺りに興味のある方に響けば嬉しいです。
今日もう一回アップするかもしれません。しないかもしれませんが。それでは。
U.S.ARMYのM-1938マッキノーコート。
ですが・・
イギリス物でお馴染みのブロードアローが入っています。
(撮り忘れましたが、裏の裾にも小っちゃい↑が入ってます笑)
はあ?って感じですが、なぜかというと、
寒いイギリスに駐留したアメリカ軍の兵士のためにこのへヴィなコートを
アメリカから何百、何千(何万?)と送るとなるととんでもない輸送費がかかる。
でもアメリカ兵にイギリス軍のものを制服として着せるわけにはいかない。
そこでコスト削減のために、イギリスで生産することになったわけです。
やむを得ない事情とはいえ、ミリタリーウェアにおいてアメリカとイギリスが
コラボレーション?したモノってなかなかみられないのでは。
カーキ以外の色展開(笑)はおそらくないので後染めかと思われますが、
ネイビーのマッキノーってすごく新鮮。すんごく小さいので、サイズの合う方なら
マッキノーをタイトに着る、という、これまたまさかの体験ができます。
今日は1932年のビスポークのコートやCELINEのライトグレーのブレザー、
また長・中・短丈のブーツ、ちょこっと薄手のニットなんかも持っていきます。
コートやアランニットもまだいろいろありますのでぜひご覧ください。
今日は少しあったかいみたいで。それではよろしくお願いします。
例えば白を強調したい時に、白・白・白よりも黒・白・黒の方が
映えるように、思いっきり主張するよりは普段のスタイルに一つだけ
加えることで、色の鮮やかさ、楽しさが引き立つように思います。
派手で奇をてらったように見えますが、デザイナーズ物なんて
この中には一点もありません。スクールウェアだったり、手編みの
セーターだったり。どれもこれもクラシックな物ばかり。
ミリタリー、ワーク、アウトドア、高級靴。
そういった渋いところがクローズアップされがちなイギリス物ですが
こういった面もまたイギリスらしさとしてあることを知ってもらえたら。
本日は終日撮影のため、発送は明日金曜日になります。
ご了承ください。それではまた。
パンクやロックとは直接関係はないですが、
少しだけそのエッセンスが入ったモノをアップしました。
一見ただの生成りのセーターなのにラメの入ったモヘア。
古いデニムパンツなのにブラックのスキニーフィット。
クラシックなジョッパーブーツなのに白エナメルのストラップ。
直球ではないけど、どれも少し王道からは外れた、変化のあるデザイン。
これがなければもっといいのに・・っていう余計なデザインは沢山ありますが、
少なくとも個人的にはこれらの+αは例外です。
ちなみに直球とはこんな感じ。
真っ赤なコンビレザーにゼブラのアッパー。ソールまで赤。
採寸するほんのついさっきまで気が付かなかったのですが、
インソールをよーくみたらJOHNSONSでした。納得。
今日は2枚、ビッグサイズのものを。
50's頃の古いグローバーオール。
グローバーオールのあのかわいらしさはなく、
チェックのライニングもないせいか、男らしい印象です。
またトグルがデカい。通常の1.5倍くらいあります。
しかもリアルホーン。贅沢です。ストリングスも長い。
裾裏のタグにはAll Wool Tyrol Lodenとあります。
冬のウールでは最高級の部類に入るローデンクロス。
アルプスのファーマーが考案し、着用したのが始まりで、
それにオーストリアの時の皇帝、フランツ・ヨーゼフが目をつけ
宮廷に持ち込んだことがステータスの上がった理由。
イギリスでいえばロイヤルワラントってやつです。
60年近く経っても劣化もなく、虫にも食われない丈夫さ。
そして何よりこの迫力はサイズに起因していると思います。
大きなサイズ感から伝わる男らしさやカッコよさ。
個人的な希望ですが、これは体の大きい人に着てほしい。
この迫力を活かすにはスタイル云々ではなくデカい体が一番。
着丈は長くないので、身長がなくても横幅だけで十分です。
もう一枚はアークティックパーカ。
綿入りのナイロンシェルに、内側にはファーが付きます。
アメリカのダウンパーカみたいですが、狼色のフェイクファーに
本気のアウトドアウェアを小バカにしたような、アイロニックな
イギリスらしさを感じなくもないです笑。
表記は38ですが、着た感じ私見では42-44位。
ただこれはオーバーサイズで着て、モコッとしたかわいらしさを
活かす方法もあるので、ガタイのいい人じゃないと、ってこともない。
色落ちした細身のデニムなんかかわいいと思います。
最近実店舗でもweb storeでも、着れる(大きい)サイズがない、
という苦言をちらほらいただくようになりました汗。
モノ選びを自分の感性に委ねるというか、indulgeすることを、
僕は大いに良しとする考えです。
深い知識、豊富な情報=オリジナリティでは必ずしもないはず。
が、「サイズをフラットに見る」こととは全く別の話。
超主観的に見てきたその弊害が出てるわけです。
はっきりと言っていただけるのはとってもありがたいこと。
ただそうは言ってもなかなかうまく選べない。
目から違和感を拭えないというか、ただデカけりゃいいってわけじゃ
ないでしょ、っていうシグナルが脳に伝わるというか。
アイテム関係なくどのサイズも良しとするなんてできないし、
デカくてもオーバーシルエットで着れば今っぽくなるだろ、なんて
都合良くいかないのは失敗で学んでます。
大きい体の迫力だったり、コロンとした(失敬)かわいらしい体型。
それでこそ活きる服があります。単純にオシャレという話ではなく。
大きい体と大きい服とのケミストリー。うまく選べないなりにも感じています。
分かりやすい例でいえば、一番小さいサイズでも実寸でXL以上ある
ミリタリーウェアとか。ガタイのいい人がカッコいいに決まってる。
服単体でもその化学反応を見通せるモノ選びが理想です。
カッコいいこと言ってますが、そこを意図した(はずの)アイテムに
あまり動きはありません笑。まだまだ経験、失敗が必要ですね。
完全に見放されないよう、頑張らないとと思います。それではまた。