30年、40年という時間が経つと、何でも大抵はどこかに古さが出てきます。
汚れるとか、キズがつくとかではなく、歳をとるという意味の古さです。
人で言ったらダサいとか、おっさんくさいとか、今の感覚とズレてることです。
人なら、おじさんの貫禄が好きって人はいると思いますが、
服とか靴って、なかなか3,40年程度では大した貫禄は出ません。
それなら感覚が今に近いとか、身なりが整ってるって方が、
ダサくて小汚いよりずっといいと思います。
クロケット&ジョーンズとトリッカーズ。
どちらも30年、40年は経っています。
人でいったらそこそこのおっさんです。
でも、今の感覚とのズレは全くといっていいほどありません。
誰が、どこに、どんなシーンで履いても恥ずかしくないどころか、
ツヤがあって瑞々しくて、とにかく古さを感じさせない靴。
この辺りの名前にこだわることも最近は少なくなりました。
それでも無視できなかった奇跡の2足。
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