レザーブルゾン、スウェットフーディー、ヴィスコースシャツ、チノパンツ。
それぞれの顔、表面的な情報の裏に、根底にある確かな気質や異文化の
オーバーラップ、大局への反骨精神などが垣間見える4着。
デザインはアメリカ、素材はイギリスにそれぞれ特徴的な
要素を持ちながら実はイタリア製という、全くそう見えないのに
着てみて初めてそのエッセンスを強く実感できる服。
パッと見はただのスウェットフーディ―。でも、フードをかぶり、
ジップを上げればニンジャのような顔つきに変貌する、イギリスの
ミリタリーリプロダクトメーカーによる、vexed generationを彷彿と
させるウエスト・ミーツ・イーストなデザイン。
30年近く前のインドという、ファッションとしてみれば不毛な土壌から、
突然変異的に生まれてしまった、オンタイムなムード漂うデザイン。
キュートな柄とセクシーな素材とのマッチアップが面白いシャツ。
アメリカンクローズの代名詞ともいえるチノパンを、形はそのままに
あえてイギリスで、あえてブラックで、カジュアルウェアとして作った、
マイナーレーベルによる無言の反骨精神が静かに反映された服。
今週の予告はこちらかインスタで、明日から少しずつあげていきます。
よろしくお願いします。ではまた。