イギリスといえばの素材、コットンドリル。
イギリスバージョンのツイルチノクロス。
ミリタリーとワークを主として使われている、
すごく馴染みの深い素材ですね。
過去、現在を問わない永遠のスタンダード。
着れば着るほどに自分の一部になっていく感覚。
フェードの美しさに関しても異論はないと思います。
ウェブにあげた以下の3つもそんな感じ。
オーセンティックなエンジニアジャケット。
ミリタリーウェアでもたまに見かけるBeacon Brandも
すごく信頼性の高いネームですね。形もとてもきれい。
馴染みのあるデザインですが、その原型のような一着。
フィッシャーマンスモック。
こちらもイギリスのワークウェアとしてはお馴染みですが、
ポケットがつかないので、よりスッキリしてます。
身幅が広く、袖丈が短いのが特徴で、着た時のどこか
ヌケた雰囲気はスタイルの表情をほぐしてくれる存在。
最後はBR(British Rail)、イギリス国鉄のユニフォーム。
BRのドリルを使った服は基本ネイビーで、とにかくシンプル。
でもこれは切替えの入ったグリーンドリル。他とちょっと違います。
柔らかくなったドリル地は、初めてこれに袖を通した人にも
まるで昔からずっと着ている服のようにスッと収まるはずです。
次はBritish Fabricの第2弾でまたアップします。
では遅くなりましたが本日の予告。
Sundown Caravan
1960's
Shirt
tropical cotton
Tootal / England
夕暮れを進む隊商が描かれたTootalのシャツ。
ここのスカーフは大嫌いですが、シャツは別。
滅多に出てこないくせに同じ柄を見たことがないという
コレクティブルな横顔にも惹かれる人は多いはず。
Royal Hike
1960's
Leisure Parka
showerproof cotton
Benjamin something / England
イギリスの古いアウトドアウェアでブルーって新鮮です。
実用的でざくっとした見た目ですが、王室御用達メーカー。
以前まったく同じものを販売しましたが、実は2枚ありました。
胸ポケットに切符なんか入れたら取るの大変です。深すぎ。
でもそんなところも古い服だからこそ愛せるかわいらしさ。
Rainy Days Grown
1940-50's
Mac
cotton gabardine
Burberrys / England
ビッグナイトのタグが付く古いバーバリー。
今回分2着リリースしましたが、これで最後です。
左前合わせなのにメンズよりデカいってどんだけ・・!
未曽有の巨躯を持った女性が着ていたんでしょうか。
トニックの表情もライニングのチェックも全然違います。
Barely Does
1970's
Shoes
leather
Simpsons / England
ピカデリーといえばのこのブランド。
DAKSをはじめ、とにかくおっさんくさいイメージを
一新するためここに参上した、ユースカルチャーを
彷彿とさせるような靴。汚れているので磨きますね・・。
Natural Born Private
1960's
Room shoes
leather
unknown / England
室内で履いたことすらない日本人が外履きとして
着用するようになって久しいルームシューズ。
美しいベルベット、アッパーの刺繍、そんなものとは
無縁の真っ黒な一足。純粋に室内用として作られたので
人に見てもらうおめかしなんて要らないわけです。
戸惑いを感じているようなすっぴんがかわいいですね。
とりあえず以上です。
あとはインスタ、itsumonemutaiの方で。
では本日もどうぞよろしくお願いいたします。