Yves Saint Laurent、Christian Dior、Gianni Versace。
よく知られているブランドの、見慣れないデザインと生地を使った3着を
web storeにアップしました。
ヴィンテージデザイナーズにありがちな、名前がなければ成立しないような
服ではなく、名前がなくても明確な違いがあります。
ブランドらしさを強く主張しない、形と素材だけで面白さを伝えられる服。
だいぶ遅くなりました。
今日の告知です。
インスタにも度々あげたValstar。
ごくごく普通のイタリアのレザージャケットに
最高の素材を使ったUltimate Standard。
分かる人は見ただけで違いが分かるはず。
トップクオリティに触れる数少ない機会です。
分野は異なっても、こちらも素材としては究極です。
ヴェンタイルはミリタリーウェアとの結びつきが強く、
日本でもその繋がりを強調する推し方が多いですが、
これはもっと身近な、普段の生活の中で着るヴェンタイル。
ミリタリーウェアにはない発色とデザイン。
かなり大きめですが、かわいく着られます。
1970'sのバラクータはイタリアで。
イギリスでは世代を問わず、デイリーウェアとして支持されている
ハリントンジャケット。その中でもバラクータはやっぱりちょっと特別。
素材や形、一つ一つのディティールの微細な違いが、全体として他との
大きな差になります。実際に触って確かめてみてください。
1960'sのバラクータはイギリスで。
ライニングが付かなかったり、リブがなかったり、
一般的なハリントンジャケットとはちょっと違う。
かといってグレンフェルのようなハイキングジャケットでもない。
スムースなコットンが使われているのもバラクータらしくない。
イタリアのシルクシャツ。
メンズではあまり馴染みのない素材。
新品でも触れられる機会は限られます。
上質な素材をコンテンポラリーなデザインで。
普段着ているシャツの素材が変わるだけで、
スタイル全体の印象が一変します。
映像機器、カメラやレンズなどを扱うアメリカのメーカー、
PANAVISIONのロンドンブランチからのTシャツ。
ブルーライトに照らされるエリザベスタワー。
映像を専門にするだけあって秀逸なグラフィックです。
ラビットファーをライニングにしたイタリアのレザージャーキン。
イタリアの気候、イメージとはまったく異なる、寒い国のデザイン。
本来ジャーキンはミリタリーやワークウェアなどのユーティリティクローズが
一般的。これもそのどちらかだと思います。
イタリアでは古い服がとても少ないので、こういうヘンな服が尚更面白い。
Regio Esercito Italiano。
1940's、まだイタリア陸軍が王立だった時代の、
今でいうCarabinieri(カラビニエリ)のユニフォーム。
コンパクトな肩から裾に向かってやや広がりのある形。
トップボタンを留めた時にその形がきれいに出ます。
今回イタリアでも、特にローマではよく目にしました。
みんなライフルを構えていて怖かった。
歴史背景のあるイタリアの服はとても貴重です。
イタリア海軍のレザージャケット。
見慣れないせいか、いかにもミリタリーらしさがない。
かといってバイカージャケットでもない。
これに類似したデザインを見たことがありません。
とてもシンプルなので、色んなスタイルに順応でき、
なおかつ違いの出せる服です。
イタリアにしかない実用服の形。
最後にファンデーションを少し。
イタリア海軍のTシャツ。
ヨーロッパらしい、薄手のキメ細かいコットン。
汗をかいても爽やかな印象を保つ色って、
Tシャツを選ぶ基準としては意外と重要。
ミリタリーウェアとしてではなく、質の良い普段着として。
イギリス軍のトレーニングパンツ。
SとLだけでしたが、Mが2本だけ入りました。
Sだと小さかった方、どうでしょうか。
長くなりました、遅刻しそうです。
それでは本日もよろしくお願いいたします。