イギリスのダービーとオックスフォード。
ダービーはおおよそ1960's、
オックスフォードはもう少し古くて1950's。
ただこの2足は、イギリスらしさとか、
ヴィンテージらしさ、そんなことよりも
まず「靴らしさ」が先立つ2足です。
2足ともすごくプレーンなデザイン。
静かで、主張があまりなさそうですが、
いい靴だなあと思える顔をしています。
見せること、着飾ることよりも、
履くこと、歩くこと。
靴本来の目的に対する無垢な姿勢が
そのまま表れた、靴らしい靴。