ろくに文化も知らず、バカンスシーズン真っ只中にイタリアを訪れ、
店が軒並み閉まっている憂き目を見たことは恥ずべき失態でしたが、
イタリアの「夏の服」を見られたことは補って余りある収穫でした。
夏に冬の服は見られても、冬に夏の服は見れません。
事実12月に訪れたときは、半袖シャツなんて一着もなかった。
2着の半袖シャツ。
どちらもイタリアにおいて、イタリア人によって、
イタリア人が着るために作られたシャツです。
同じMADE IN ITALYでも、ステータスとして
対外的に発信するMADE IN ITALYとは別物。
トニックシャツに至ってはITALYの文字すらない。
自分たちで作って、消費するのが当たり前の時代。
ITALIAなんて書く必要なんてないですからね。
外に出なかった、出す意図もなかった、
自国で生まれ、自国で着られ、自国で生涯を
終えようとしていた、純度100%のイタリア服です。
今日も引き続きテーマは「tranquillo」。
渋谷に行ってからfacebookアップします。
(どうせやらないだろ・・。) や、やりますよ。
それではよろしくお願いします。