テーマはblue、サブタイトルは「気儘」。
作り手の思うまま、気儘に、プリントされ、カスタムされ、
デザインされた、自由で勝手な3着。
AUSTIN REEDのレジャーシャツ。
遊園地の風景がコミックタッチで描かれています。
ポケットも胸と両裾、計3つ。ジャケットか、って。
ヴィンテージクローズに関してはお堅い印象のある
オースチン・リードですが、こんな自由なデザイン。
季節的にもう遅いと分かっていても、買わずには、
紹介せずにはいられなかった一着。
1960'sのハイキングスモック。
ブルーとアイボリー、鮮やかな色と柔らかい色。
被りのスモックとして買ったのに、真ん中をぶった切り、
針仕事は素人なのに、自分でジップを縫い付けている。
不器用なスティッチングもこの服の表情の一つ。
その彼のおかげでだいぶ着回しがきく一着になりました。
最後はポールスミスのTシャツ。
一つ一つのプリントはそれぞれが独立したデザイン。
1枚のTシャツに収めるべきものではないのですが、
試し刷りによってこんなカオスな姿に。
販売されたデザインではありませんが、
正規の下請けが作ったのでニセモノとも言えない。
片腕しかない、服としての本質を失いそうな、
それでも正真正銘世界に一枚だけの服。
次のサブタイトルは「対峙」です。
それではまた。