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ジャケットを選ぶ基準の一つ、
モノは違っても、常に芯としてあるもの、
それは色気があること。
ユニセックス、ジェンダーレス、
そういった中性的な魅力ではなく、
ワーク、ミリタリー、スポーツ、
そんな野性的な男くささとも違う、
ほんの短い時間にだけ、
ここぞという時だけに、強く発せられる
男の匂いがする服。
内から外に滲み出るのではなく、
外から内を奮い立たせるような、
背筋を伸ばして、胸を張って、
歩き方まで変えるような服。
今までそんなジャケットをいくつか紹介しました。
そして、これもそのひとつ。
高を括らず、卑下もせず、周りに流されず、
格好つけることとちゃんと向き合える人に。
こんにちは。
この度、web storeのお支払い方法に、クレジットカードの
オンライン決済が加わりました。
今までは代金引換でしかご利用になれなかったカード決済が
ウェブ上で行えるようになり、少しは使いやすくなったと思います。
ウェブショップとしては必須の機能なんですが、ようやくです汗。
決済代行会社やセキュリティについてはウェブサイトの中の
how to shopに記載がありますので、ご利用になられる方は
そちらをご覧になってください。よろしくお願いいたします。
また、当店が利用しているクロネコヤマトの運賃改定に準じ、
送料を変更させていただきました。
今までは荷物のサイズに関わらず、基本的に同じ料金で
発送してもらっていたのですが、そのサービスが廃止になり
こういった運びとなりました。(当店では今まで通りサイズに
関係なく送料は一律で変わりません。)
こちらも詳細についてはhow to shopの一覧をご確認ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ボーダーではなくドットでグラデーションをデザイン。
古さと新しさが交差するコンテンポラリーヴィンテージ。
ヴィンテージエレッセのドットポロ。
メンズらしくないけど、エレッセだから納得のいくデザイン。
女子のテニスウェアは、今もエレッセが抜群にかわいい。
ラテンカラーのボーダー。名前はEstoril。
南ポルトガルにある海の町から薫る異国情緒。
上がポルトガルなら、こっちはフランス?
トリコロールではないですが、白の多さが涼しい印象。
LEISUREシャツ、って響きがイギリスらしくて。
明日の告知はfacebookの方でまたやります。
それではおやすみなさい。
既にアップしたグレンフェルをまだ紹介してなかったので。
メンズとウイメンズです。
時代は多少ズレますが、メンズは男性用らしく落ち着いた色味と、
ボクシーでリラックスフィットの、クラシックなデザインであるのに対し、
ウイメンズは明るい色合いに、身頃や袖を少し細身にすることで
身体のラインがきれいに見えるようデザインされています。
また、メンズは単色であるのに対し、ウイメンズは衿のネイビーや
ライニングのチェックなど、アクセントをつけてある点にも違いが。
こう見ると、メンズはユーティリティにかなりのウエイトをおいていて、
ウイメンズはファッションを大事にしていることが分かります。
でも、何よりも素材に力を入れていることがまず大前提。
デザインを安心して楽しめるのは、このベースがあるから。
だからこそのグレンフェルなわけです。
さすがに梅雨でも暑いので、ほとんどの地域では秋口まで
着られないかもしれませんが、季節の変わり目におとずれる
憂鬱な雨のシーズンを少しでも楽しく過ごせたら。
この間も掲載しましたが、ジャケットとパンツをアップしたのでもう一度。
特大の花々がジャケット全体に広がります。
日本画のような花もあれば、お客さんの言葉を借りれば
プッチのような色遣いの花もあり、それがベースの暗闇に
よって一層際立っています。
裏側もこの通りです。
派手すぎると感じる人は、冬のアウターとインナーの間に
サンドイッチするスタイルならいけるのでは。
以前の2枚にも通じますが、
ブラックベースは柄が映えます。
中国、日本、インドのオリエンタルな文化と、
ヨーロッパのファッションとのマッチングが
これほど楽しい服もあまりないです。
ACMEデザインによる、SIOUXSIE SIOUXの大判も、
avantiの織りが入ったサマーコットンブラックチノも、
80'sのイギリスのカルチャーや大衆の、ある種の象徴。
バカの一つ覚えみたいに、いつまでも80'sファッションを
キワモノ扱いしてたら、この面白さはわからないままです。
今年はたった5本だけですが、
昨年はなかった大きいサイズ中心です。
ロイヤルネイビーのユーティティトラウザーズ。
限りなくオーソドックスなデザインだけど、
やっぱりロイヤルネイビー以外の何物でもない。
今週の金曜日は終日撮影でこちらを空けるため、
いただいたご注文の発送は日曜日以降になります。
よろしくお願いいたします。
土曜日についてのお知らせを2つ。
まず、しばらく消えていたアイテムリクエストフォーム機能は
僕の古いソフトではもう使えないようなので、原始的ですが
項目をご記入の上、メールしていただく形で復活させました。
もう1つ、これまたしばらく不通だった土曜日の連絡先番号を
変更しました。今までよりはスムースに応対できるはずです。
(土曜日以外のご連絡、いじわるな電話はご遠慮ください)
いずれもreal storeページにありますので、ぜひご利用ください。
以上です。以上です。それでは。
イタリア発、トニッククロスのダブル&ショールカラージャケット。
今までいくつかイタリアのジャケット、スーツを紹介してきましたが、
今回のもまた違った切り口で常識から外れた一着です。
何よりもまずはダブルブレスト☓ショールカラー。
ダブルだと衿は普通ピークドラペルです。
ショールカラーはタキシードのようなビシキメモードか、
ガウンのような室内ゆるゆるモードのどちらか。
ただ、ショールのタキシードは基本シングルなので、
この組み合わせは後者寄り。
でもこのジャケットにそんなユルさはないです。
タイトフィットで、ガウン系に多いラペルの切替えもない。
ボタンなしでベルトで締めるようなデザインではなく、
しっかりジャケットの形をしている。
続いては素材。
シャークスキンとかトニッククロスと言われる、
イギリスのスーツによく使われたりする生地です。
こういう光沢のある生地はだいたいレーヨンとかアセテート、
ポリエステルなんかで光らせてます。
が、こちらはオールシルク。高級生地の代名詞。
光ってる素材ってチャラい印象ですが、化繊ではなく
自然素材を使うこだわり。チャラさもここまでやれば本物。
最後はここ。カフスです。
まず見ての通り本切羽。オーダー物には基本のディティール。
なぜかというと、穴を開けたら袖丈が調整できなくなり、
その人しか着られなくなるからです。ちなみに袖が開くのは、
手を洗う時に捲れるように、という理由だそう。お洒落ですねー。
そしてこのジャケットの最小にして最大のこだわりがカフスボタン。
実は両側とも3つ全部色が違います。ブラウン、ブラック、グリーン。
あとから有り合わせのボタンで直したわけではありません。
遊び方が中途半端じゃない。隅々まで徹底して遊んでる。
お前マジメなの?それともふざけてんの?ってツッコまれて、
無言で(どっちもです)っていう顔してるような人。
遊んでてチャラいんだけどそれを100%真剣にやってる人。
これはそういう人たちのようなジャケットだと思います。
うーん、イタリアってすごいわ。
イギリス軍、とフランス軍のユーティリティトラウザーズをアップしました。
昨日のつながりで全てコットン製。
ここでのユーティリティは、制服とか戦闘服ではない、
行事や戦場以外の一般的な業務や、オンオフを問わない
日常着として着用されていた服という意味で使っています。
特にこの中で注目したいのはフランスのコットンチノ。
使われているチノクロスはコットンサテンのような光沢があり、
それがミリタリーパンツ特有の粗野な、土くさいイメージを
取り払ってくれている気がします。
表面のドレープや、裏地に使われている生地と比べてみれば、
鈍い光沢があるのが分かってもらえると思います。
しかもかなりのワイドシルエットで、くるぶし丈で履ける短さ。
MARGARET HOWELLなんかを思い起こさせるような一本。