年明け3,4日のレザーアンドレース、渋谷の実店舗営業に
お越しいただいたみなさま方へ。
ご来店いただいたこと、お買物いただいたことは言うまでもなく、
ご試着、ご質問、お話、その一つ一つが心にビシビシきました。
新年早々多くの感動をいただき、本当にありがとうございました。
遅ればせながら、この場を借りてお礼を申し上げます。
至らない点は数多ありますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
さて、ウェブストアの更新がかなり久しぶりなため、ペースを取り戻すのに
やや時間がかかるかもしれませんが、少しずつアップしていきます。
スコットランドからのカシミアカーディガン。
色が深く、美しく染まるという理由から、カシミアは白に近ければ近いほど
グレードが高いとは言われますが、それはほとんど生産段階での話で、
実際真っ白なカシミアセーターがあったところで着づらくて仕方ないです。
合わせやすく、キャメルや赤ほど優等生なイメージもなく、王道を外れた、
ややアウトローなポジションのブラック。やっぱり着るならこんな色の方が楽。
BALLANTYNE、Pringle、Johnstonsなどの名前が入ってた方がいいのかも
しれませんが、スコットランド製のカシミアは素人には見分けがつかないくらい
どれも品質が高いので笑、名前よりは色やコンディション、という方も多いかと。
虫食いがある、シワが取れない、部分的にやたら毛羽立っている、なんて
ヴィンテージのカシミアではよくあることですが、これは全てクリアしてます。
あと、画像では分かりにくい良さがもう一つ。
一回袖を通してみたんですが、肩のラインが良い・・。すごく良い・・。
どういった袖付がどういったシルエットを作り出すのか。
僕はそういった勉強はしていないので、服を見ただけでは分かりません。
セーターはジャケットのように肩周りのシルエットが生死を分けることは
まずないと言ってもいいので、サイズ・コンディションだけ確かめてから
試着せずに買うこともあるのですが、これはとても嬉しい誤算でした。
カシミア、ブラック、黒蝶貝のボタン、コンディションなどなど、
セールスポイントは何を言いたいのかブレるくらい沢山ありますが、
個人的には肩のラインの美しさを一番に挙げたいと思います。
いきなり気合入りすぎた・・
もっと肩の力抜いていきます。このセーターみたいに。
それではまた。