お久しぶりです。
ようやく体がもとに戻ってきました。
手は止まってましたが、そのぶん頭が大きくなりました。
改めて、胃腸炎中に滞ってしまったご連絡、発送について
もう一度お詫びいたします。申し訳ありませんでした。
しばらくしわ寄せのような更新が続くと思いますが、
構えず、ふーん、てなくらいにご覧いただけたら。
雑音に惑わされず、自分に期待しすぎず、
より言葉を選んで、伝えていこうと思います。
今日はモッズvsコンバット。
名前だけならコンバットの圧勝ですが、まずはモッズから。
モッズパーカ。
当たり前ですが、M51、M65だけがモッズパーカではなく、
モッズが着ていたからモッズパーカ。それだけの話。
アウトロー気取ってるくせに、みんな仲良くおんなじものを着る。
モッズなんだからM65だろ、って全然アウトローじゃないし。
これを着てた人は、そんなつまんない慣習に疑問があったんだと思う。
本来のアウトローらしい、純粋な気概を感じます。
続いてはコンバット。
イギリス軍のコールドウェザーミドルパーカ。
気づいたらこれ一着で150枚撮ってました。
シェイプアップしても30枚ちょっと。手間かけさせやがって。
フードだけ見ても、その複雑な設計が分かると思います。
60年も前のものだけに、原始的で洗練されてない部分はあれど、
これらはほとんど全て防寒性を追求した必然のデザイン。
故にこの迫力は結果として生まれたものであって、
わざとオーバーサイズで作る今のデザインとは異なります。
コンバットスモックの上に着ろ、という指示があるので、
例えば1960 patternのスモックみたいな対のアウター
(インナー?)があったんだと思います。
R.A.F.のコールドウェザーパーカと並ぶ、
イギリス軍史上最強のエクストリームガーメント。
この時期に、どうですか?とすすめるものではないですが。
それにしても春が遠いです。すぐ夏になってしまうんだろう今年も。
それではまた。