お久しぶりです。
言い訳はしません。
今イギリスは明け方、30分も外にいたら確実に風邪をひく寒さです。
到着したときから、街は既にクリスマス全開。
まだひと月近くも前なのに、Oxford Circus、日本で言えば
新宿のような街にあるオモチャ屋さんは大混雑でした。
クリスマスをネタにいったいどれだけ経済を回そうとしてるんだろ笑。
朝のEuston Station。
合格発表のように、みんなが掲示板を見上げています。
あらかじめ発着ホームが決まっている日本とは違い、
イギリスは日や状況によってそれがころころ変わります。
発車5分前になってやっと発車のホームが表示されたりとか・・。
だからみんな掲示板に釘付け笑。
今回も色々なところを旅してきました。
もう北はもちろん南へ行こうがどこへ行こうがとにかく寒い。
のど飴、風邪薬、消炎剤はもちろん、現地でもアスピリンやら熱冷ましやらを
調達するのですが、今回も情けないことにそれらにお世話になりました。
イギリスどころか、ヨーロッパでも最大級のアンティークフェアにも行きました。
今回で2度目ですが、前回と同様に服も、欲しいものもほとんどない状態。
地方の重要性もそろそろ再検討する時期になってきたのかも。
珍しく血色の良い元気なやつ。でも僕そんな気分じゃないんだよねー。
ただここで食べた石釜のピザはおいしかったですねーSさん笑!
でも、ちゃんと行くところに行けばあります。こんなど田舎でも。
ちなみに最寄りの駅は切符なしでも出られます笑。
寒い上にこの風。落ち葉が地面から顔面にぶつかってくるなんてなかなかない。
冬のイギリスは天候との戦いです。あと、トイレの少なさとの戦いは壮絶です笑。
イギリスの裏道がオシッコくさいのはそのせいだと勝手に思ってます。
ここは絶対誰も行ってない、と思います。場所も遠いし、駅からも遠い。
でもダメもとでチャレンジ!そして砕け散りました。だいたいこんなもんです。
30分に一本の電車に間に合うように走ったら、悪天候によりキャンセル。
何分遅れとかでしょ、普通。キャンセルって・・。待合室もカフェもなし。殺す気です。
電車の中での食事。野菜のパイ。なんと無料!食べかけでごめんなさい笑。
イギリス国鉄と一言でいいますが、行き先や土地によって走らせてる会社は違います。
行く場所が違えば電車も運営も違う。よってサービスの良し悪しもばらばら。
ちなみにこれはVirgin Trains。バージンのサービスは群を抜いていいです。
飛行機もいつもバージン。今回は時間の関係でBritish Airwaysでしたが、
寝てる間に配られる食事を起きてから持ってこない。やっぱりバージンです。
日本人にはお馴染みのアンティークフェアも今回は不作。
やはり当たり前の場所選びで良い仕事ができるほど甘くはなかった。
今回はことごとくそういうのが裏目に出ました。
フリーマーケットの1コーナー。ここは他と違いました。リアルすぎ笑。
2人はここの出店者。見てる人、ゼロ笑。真ん中のベージュのブルゾンは
コンディションで断念。日本のフリマにはない感性。だから外国は面白い。
£400。生きてません。仕入れは£250だそうです。信じられますか?
撫でようとしたおじさんに、「お、お前の犬死んでるぞー!」って言われたらしい。
そりゃバスケットにブランケット敷いたら間違えるよ。
別のフリマで、若い黒人のお姉ちゃん2人組のブース。
なんなんでしょう、黒人だからなのか、持ってるものが他とぜんぜん違う。
流し見しててもなぜか目にとまるのは黒人のブースなんですよね。
2人のセンスも抜群でした。写真撮らせてもらえばよかった。
黒人のおばあちゃんから1つ強烈なのを手に入れました。この後紹介します。
ロンドンも、他の人が行かないような穴場を攻めました。
これもある場末のお店。今回買わなかったものの中ではマイベスト。
late 70'sのYSL。ライセンスじゃ有り得ないオーラ。
ボルドー。ベルベット。スウェットのスーツ。バランス抜群。
こんなのを値段で断念するってバカらしいな、と今更ながら後悔してます。
額縁をディスプレイに使うアイデアも秀逸です。
今回旅をしていて思ったのは、いくらイギリス物を扱うお店が少ないからといって、
そればかりに頼ってはいけないなと。
イギリスに来れば誰でもできるような仕入れを毎回していては、当たり前ですが
お客様の目も慣れる。特化する意味もいずれなくなる。
だから今回はディーラーさんにもあれが欲しいとかいうリクエストはしていません。
自分の知識や物差しで計れるものばかり集めても、そこに驚きはないと思うし、
それがうまく揃ったところで感動もない。そればかりが洋服ではないですが。
そういった意味で今回は今までとはまた違った旅になったかなと思います。
マッキントッシュ。グリーン。ライニングが付属します。
リバティを代表するパターン。ハンドメイド。
Royal Academy of Art。毛むくじゃらルック。
デザイナーズのチャイナジャケット。キッチュ全開。
シルキーな素材に、ミルキーな色。ライニングですが、間違いなくシェルより良い。
Cordingsのリネントラウザーズ。貴重なブリティッシュリネン。
キャンバス×レザーのバッグは違うタイプで今回3つ。こ一番使い込まれてるこれが一番いい。
キルティングとブレザーが一緒になったようなデザイン。ボタンなしのどてらタイプ。
このタイプはイギリス・欧州だと中綿が普通ですが、これはなんとグースダウン。
イタリアンアウトドアの最高峰。重いです。ヨーロッパのダウンは初めて。
チェスターコート。ボタンの位置が決め手でした。
うちではお馴染みのヒツジさんは今回もいます笑。
SPORTMAXのトライアングル型コート。ベンタイルのようなウォータープルーフ素材。
XTCとTHE HACIENDA。傍からはただのロゴTeeでいい、自分だけが分かればいい。
遂に見つけました。これで分かった人はすごい。今回は数少ないミリタリーウェアのスペシャル。
まだまだ撮りためたものがありますが、もう飛行機の時間なのでこの辺で。
残りは帰国後にまた紹介します!それではまた!