今日はイギリスのテーパードスラックス。
というかカジュアルパンツですね。
オフホワイトの爽やかさと、パーマネントプレスの清潔感。
愛用されている方も多いかと思います。
アメリカならアイビー、イギリスならモッズの定番アイテムの
一つでもあるのでわざわざ書く必要もないかもしれません。
でもあえてこれを推したい理由は、ウエストと裾幅の落差。
僕がおかしいのかもしれませんが、テーパードのパンツって
ジャストサイズで履くと、ウエストから裾にかけてのシルエットが
ストレートとそんなに変わらないので(勿論テーパード具合にも
よります)、何となく物足りなさを感じるんです。
なのでテーパードを履くときは、全部じゃないけどウエストが
一回り、二回り大きいものを選ぶことが多いです。とりあえず
落差が大きくないと、テーパードを履いてる感じがしない。
例えるなら、薄味の料理にしょうゆをかける感覚に近いです。
今物ではもう普通ですが、古いモノで、元からウエストにタック
入れてゆとりを持たせつつ、テーパードがかけてあるパンツって
種類がすごく限られる。50'sのウールやギャバジンだったり、
80'sのラディカルなモノだったりと、テイストが限定されてる。
この素材と色で、って欲を出すとまず見つからないんです。
長い時間をかけて完璧なモノを探すのも楽しいかもしれませんが、
そんな針の穴を通すようなめんどくさいことはしなくても、単純に
ウエストの大きいものを選べば、その物足りなさが解消されます。
少なくとも僕の場合は。それでも足りない時はリフォームに出して、
モモから裾までの幅を詰めたりしてますけど・・。
何が言いたいんだよ!っていわれると、ウエストが大きい分落差が
出るので、よりテーパードを満喫できますよー、ということです。
これがジャストサイズの方は全く問題ないのですが、ウエストが
大きいからといって素通りせず、こういう楽しみ方もあるんだな、
くらいに思っていただけたら。
長くなりました。読んでくれた方、ありがとうございました。
本日はこれから撮影でこちらを空けるため、発送は明日火曜日に
なります。ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
それでは失礼します。