今日はワーカーのための3点です。
ジャケットは郵便配達、パンツは大工（まあ一般作業用です）、バッグは鉄道員。
どれも飾り気がなく、武骨で実直な表情があり、ワーカーらしさが出ています。
3つまとめてスタイリングしても全く違和感がないのは、そういう共通点が
あるからかもしれません。色合いも近いですし。
でもテーラードカラーの色気だったり、デッドストックの清潔感だったりと
ステレオタイプなワークウェアのイメージからはちょっと外れたところを
活かしてみるのも面白いと思います。秋の装いにどうでしょか。
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2012年9 月
2012-09-14
2012-09-13
hopefully all will turn out right
今日はグリーンでルーミーな2枚。
シャツはボトルグリーンが印象的です。派手ではないけど、ハッと目がとまる色。
何気なく選ぶような白、紺、黒などとは違って、ちゃんと意識しないと選ばない色。
ワンピースのような形やルーミーなシルエットも同じ。何気なく選ばない。
だからこそ、その人の色（個性）が出ます。選ぶ色や服に意思があるから。
シャツ一枚で過ごせる短い季節を楽しみましょう。
休みのたんびに同じシャツ着てたらすぐ冬が来ちゃいますよ。
今日作業をしながらずっと聴いてました。
目を閉じれば・・という感じで一日幸せな気分でした。
といっても別に寝てたわけではありません。
失礼しました。
それではまた。
2012-09-12
wake up strange
今日は軽い着心地のコートを3枚。
いずれもイギリスの物で、ワークだったり、ミリタリーだったり。
それでも土臭さとか、軍物らしさといった強い表情があまりないので、
着る機会の多いベーシックなアウターとして活きてくれます。
ここ数年でこういったショップコート？エンジニアコート？は
アウターの一つとして定着してきている感があります。
数年前はこういうのを着てる人は決して多くなかったと思います。
とんがりすぎず、ありふれすぎてもいない、絶妙な立ち位置。
今回の３枚はいずれもサイズ・コンディションがとても良いです。
着たことのない方は試してみてください。スタイルの幅が広がります。
2012-09-10
a sip of something poison
今日はハリントンジャケット。
日本ではスウィングトップと呼ばれる、イギリスで最もポピュラーなジャケットの一つ。
上の2つ、メーカーの名前はありませんが、両方とも全く同じタグが付いています。
デザインも基本的には変わりませんが、強いていえば素材が違います。
上が67ポリ33コットンなのに対して、下は65ポリ35コットン。
ほとんど同じだろ・・と思いますが、触った感じは2%以上の違いがあります。
上は柔らかくシワのできにくい素材で、きれいめな格好に向いています。
下はハリのある素材で、一般的なハリントンジャケットはこのタイプです。
流行、年齢、スタイル、顔立ち、体型、一切関係なく着られる。
買ってきてみたら全然似合わない、なんてことはまずないと思います。
意気揚々と着る、というより、何を着るか迷った時についつい選んでしまう、
決してネガティブな意味ではなく、そんな感じのジャケットです。
2012-09-07
the rise and fall is endless
今日はBOYのジャケットです。
BOYといえば、というくらいBOY史上最も有名な一枚。
後発のパンクブランドは必ずと言っていいほどコピーしています。
パンクの服を売ってる店なら似たようなものが必ずあります。
ブランドという枠を超えて、パンクスファッションというもっと大きな枠で
30年近くも支持され続けていることが、BOYのすごいところです。
1ブランドの1アイテムが、そのファッションジャンル全体に影響を
与えることなんて、ハイブランドでも数えるほどしかないと思います。
しかも1シーズンではなく世に出てから30年近くずっと。
自分のブランドを持っている方にとっては夢のような話です。
BOYをパンクブランドというだけで敬遠される方もいると思います。
ちなみに僕もこういうものは着ません笑。着ないし、マニアでも
コレクターでもありません。一着も持ってないし、音楽もあまり聴きません。
でも、一度知ったら虜になります。
パンクのパの字すら分からない人が、です。
それくらい後世に与えた影響力の大きさはとんでもないです。
ここにアップする前にSOLDになってしまいましたが、
その点だけでもニュートラルに見てもらえたらと。
2012-09-06
guilty of vintage
今日はデニム物を2枚。
スウェーデン軍のホスピタルジャケットと、イギリスのプリズンジャケットです。
デニムは今やカジュアルウェアに欠かせない素材ですが、こちらはいずれも
官有品というところが面白いです。
スウェーデン軍の方は玉虫色の霜降り地。これ以外では見たことのない生地。
一目で何者かを区別するのにこのような生地を使ったのは、スウェーデンのオリジナリティ。
形はテーラーカラーのカバーオールタイプ。この点ではイギリス物と共通してます。
首下までボタンがあるものより、テーラーカラーの方が色気があって好きです。
プリズンジャケットは以前アップしたグリーンデニムとの色違い。
（2枚ともご購入いただきました、ありがとうございました）
あちらとの違いはカッティングがほぼ平面であることと、デニムが柔らかいこと。
グリーンの方は立体的な作りで、ジャケットが立つほどのバリッとした生地でした。
作りは大雑把です。囚人物らしいといえばらしいのかもしれません笑。
どちらも秋向けのライトなアウター。
秋になったらこれを着るぞぅ、ってもの、みなさんもあると思いますが
そのラインナップに加えていただけたら嬉しいです。
プリズンジャケットを準備していて、ひとつ嬉しい発見が。
ライダースでたまに見かけるこのジップ、CLIXでした。
それではまた。
cuz nothing last forever
今日は久々のテディボーイ。
形がコートっぽいので（カテゴリーもcoatに入れちゃってますけど）、
よくテッズコートなんて言われてますが、厳密にはコートではないです。
僕らがスーツを着るのと同じようにテッズ達はこれを着てたので、
コートよりはブレザーに近いです。テッズはダンディーのスタイルを踏襲している
部分があるので、そのおかげでたまたま着丈が長くなっただけだと思います。
まあどっちで呼ぼうが大きなお世話ですけど。
でも、だからこそ表記と実寸が近い。それがコートとの大きな違い。
たとえば表記36なら、実寸も感覚的には大体それくらいです。
よくコートで、表記は36だけど実際着るとやたらデカいことないですか？
あれは元々コートが、下にブレザーやスーツを着る前提で作ってあるからです。
サイズ36のブレザーの上に着て丁度良いサイズがコートの36になる（と思う）ので、
Tシャツの上から着たところで、今の感覚でいう36にはなりません。
サイズ表記だけに頼って古いコート買ったらエラい目に遭う確率が高いです。
デザインはもちろんですが、テディボーイジャケットはその現代的なサイズ感が
何よりの魅力だと思います。みたまんまカッコよく着られます。
文章長ー・・・
2012-09-04
passion is a fashion
今日は音楽系のTシャツを2枚。
The SmithsとThe Style Counsilです。モリッシーとポールウェラー。
両方ともカテゴライズしづらい、独特なサウンド、スタイル。
もし人で言うなら、スミスは躁うつ病患者、スタカンは浮ついたナルシスト。
個人的な意見ですが、決してバカにしてません。両方とも好きです、スミスは特に。
このTシャツもバンドの雰囲気がとてもよく表れていると思います。
ジャケットのデザインは言うまでもないですが、
バランスの悪いビッグプリントとか、手刷りのせいか斜めに歪んだプリント、
縮んで変形したボディなど、”一つだけ”っていう特別な感じは、
当時物でこそ味わえる醍醐味だと思います。
はいはいレアモノなんでしょ、って思われてたらちょっとさびしい。
”希少、レア”っていう色眼鏡で見てたら絶対分からない魅力です。
2012-09-03
a late bloomer
今日は黒を2枚。
黒は比較的着る人を選ばない色なので、ある意味安易ですが
迷った時にとりあえず黒を選んでしまう人も多いと思います。
でもどうせ選んでしまうのなら、同じ黒でも気の利いたものがいい。
ジップアップパーカとラグビーシャツ。
誰でも着るようなものだけど、それぞれ黒に
チェッカーやアイアンクロスでさりげない味付けがされていて
「着るものないから黒でいいや」って時にこういうのが
あったらいいな、という2枚だと思います。
最近ラジオを聴くようになり、テレビをあまりみなくなりました。
今は流れた曲の名前が表示されるんですね、クリビツ（びっくり）！
いずれはパソコン・ケータイすらない生活がしたいです。
ラジオ、新聞、固定電話。かるく耳を塞ぐくらいが丁度良い。
近所付き合いを大事にして、遠い友達には手紙を書く。
まあ矛盾してるのは分かってますが、僕の将来の夢です。
失礼しました。
それではまた。
all I can do is hand it to you
今日はフランスのシャツを2枚。
フランスでも流行りのワーク系、農業系ではなくモード系？です。
最近のシャツというとボタンダウンやワークなど、どちらかというと
かわいいものが多い気がします。もちろん僕も好きなんですが、
こういった色気のある、エレガントなシャツって少ない気がします。
そういう視点で見てみると70年代って魅力的なものが多いです。
もう少し違った感じの男らしさ、色っぽさが感じられる服を。
昨日、今日は涼しかったですね。
昨日は久しぶりに長袖を着て街に出ました。
そろそろ秋に目をむけてアップしていこうと思います。
よろしくお願いします。