、なんてブランドはないですが、
もしVirginがアパレルやったらどうなるのか、
想像すると面白そうなのがこの2つ。
言わずとしれたイギリスの複合企業、Virgin。
Virginブランドって、企業のロゴとして見ると
デザインもイメージもけっこう評価高い方だと思います。
大企業で、高いネームバリューがある割にはそれほど
広告とかうるさくないし、ダーティーなイメージもない。
主な事業も航空とか、かつては音楽とか、流行りに敏感な層が
利用するジャンルってことも理由としてあると思います。
僕もイギリスに行く時、Virgin Atlanticを利用することが
ありますが、例えば同じイギリスのBritish Airwaysと比べると
機内はきれいだし、サービスも良く、機内食もおいしい。
BAが餓死しそうなタイミングでようやく持ってくるのに対して、
Virginはおやつとかドリンクとかの提供が多い気がします。
上はイギリスで走っているVirgin Trainsを利用した時、
無料でもらえたおやつ。普通はこんなの出してくれません。
少なくとも僕の中での印象はすこぶる良いです。
推測ですが、ベースボールジャケットはメーカー・ブランドタグが
ないので、社員向けに販促用として作られたモノでしょうか。
下はVirginのタグが付くので、メガストアとかで売ってたのかなと。
個人的にスタジャン、スウェット、ジーンズみたいなアメカジ服を
イギリスのメーカーにやられると、もうそれだけでアリなんですが、
この2つはアメリカ物をただトレースしただけのモノとは違います。
別にハイブランドでもないのに、若者が着るような服のスタジャンに、
廉価なブレンド地ではなく、100%ウールを使ってます。
完全に想像ですが、イギリスだから羊毛王国らしくあえて100%、
っていうVirgin流のジョークに思えるんですよね。色の統一感とか
銀糸の刺繍も良いですが、そんなエスプリが何よりオシャレ。
スウェットの方はなんといってもこのバルキーフィットな形。
身頃70cm・着丈57cmです。普通は逆ですよ。
服作りを専門でやってるブランドなら分かりますが、
レコード屋に置くオリジナルグッズの域は間違いなく超えてます。
サイズは実寸で見るとどちらも大きいですが、
どっちも肩は落ちますし、小柄な方にもフィットします。
モデルは身長160cm、ウィメンズのSでジャストですが、
袖は多少長いとしてもぜんぜん違和感ありません。
企業物のTシャツをハズしで使う感覚で、
マジメなスタイルに一つ加えてみるのもアリだと思います。
ドラマシリーズ「LOST」のTシャツ着てもらいました。
このジョークはオシャレじゃないな・・