寒くて寒くてたまらない中、申し訳ないですがTシャツをアップしました。
まず最初の1枚。
マーガレット・ハウエル。
懐かしいロゴです。
マーガレット・ハウエルのショップがボーシャンプレイスにあった頃。
このTシャツはmid 90'sくらいかな。
まだMHLが出る前、M・ハウエルは今ほどマスなブランドじゃなかった気がします。
あくまでイメージですが、もっとM・ハウエルというブランドに特別感があった。
僕が大学生の頃は、神南にあるショップの前を横目で見ながら通り過ぎるだけで、
大人のためのブランド、働いている大人が着る服と、勝手に思っていました。
そんな当時のマーガレット・ハウエルでもこんなのあったんですね。
今のMHLトートとおんなじくらいマス向けというか、
マーガレット・ハウエルのエッセンスをまったく感じない笑。
おそらくマーガレットさんがデザインしたものではないと思います。
事実こちらはアングローバル企画のもの。
明らかにデザイナーの意向ではなく、ビジネス的なアイテム。
マーガレット・ハウエルのファンはこういうのは着ないはず。
このブランドを誇示する俗っぽさ、ちょっと品がない感じ。
例えばシャネルとかグッチとかのキッチュなロゴよりもリアルで、
ナイキとかのキャッチーなロゴよりもマニアックな面白さ。
完全マイノリティ向けの提案ですが、共感できる人いたら嬉しいです。
で、もう1枚。
ポール・スミス。
これも結構古いです。early 90'sくらいかな。
ポールスミスは今でも人気ですが、もっとすごかった頃です。
昔からポールスミスを知っている人は意外性がないかもしれませんが、
それでも今はこんなロゴTなんてリリースしないと思います。
こちらはれっきとしたイギリスの企画。ボディまでイギリス製です。
マーガレット・ハウエルのとは違って、ある意味すごくポールスミスらしい笑。
たぶん当時こんなの着てたら、敏感な人には失笑されてると思います。
その頃なら、たとえばバーバリーのマフラーくらいレイター。
時代は変わって、こんなブランドのロゴTもあまり見なくなりました。
ブランドのロゴがバーン!みたいなのをみんなが俗っぽいと認識するくらい、
ファッションの市場が成熟したんだと思います。
時代が変わり、こういったTシャツの立ち位置が変わったのもありますが、
このユルさ、かるくダサい、くらい感じって今の流れにあってる気がします。
ちなみに、ルックのジャケットはこの間アップしたGRIFFIN。
HITECのアーミートレーナーも含めて、あえてUK縛りにしてみました。
ダボッとした、当時っぽいアンダーグラウンドなスタイル。