たった一カ所だけのリペア。
いつも右肩を下にして寝ていたのかな。
着込まれてる割に汚れやダメージがない。
男らしさ気取りながら、実は神経質だったんだろうか。
フードの内側だけ日ヤケしてない。
もしかして晴れの日もずっとフード被ってた?
芸術的で気高い、浮世離れしたボロではなく、
どこにでもある日常の生活から生まれるボロ。
人間の匂い、時間の経過、天然素材の変化は
親しみだけでなく、想像を誘う楽しみも与えてくれます。