季節なので、「対のニット」再開します。
vol. 6 は grey & wine。
それぞれ微妙に違いがあるとはいえ、
バーガンディとも、ボルドーとも呼ばれることもあるこのカラー。
強い色なのに男性的ではない。
色気があるのにいやらしくない。
深みを感じさせるのに重たくはない。
色は感覚に委ねたい要素なので、意識はするけれども
あれこれ考えて選ぶのは何か違う。
だから理屈でどうこうじゃないんですが、フッと目を奪われる、
つい手が伸びてしまう、そんな魔法の色です。
強く主張せず、周りの色と調和し、引き立てるグレーで
ワインのエグみを和らげて。
vol.7に続きます。