久々style。
エスニック☓ミリタリー☓いい笑顔。
エスニックな趣があるものは単体だと色が強すぎると感じる人も
いると思いますが、ニュートラルなミリタリーを加えるとまとまります。
ショーツはRAF(イギリス王立空軍)のトロピカルショーツ。
RAFは、グレーがかった、くすんだ色合いが特徴。
ARMYやROYAL NAVYのように、カーキ、オリーブ、
ネイビーといった濃く、はっきりした色とは対照的です。
例えばこのショーツの"stone"というグレージュカラーだったり、
RAFブルーと呼ばれる色も、ブルーグレーです。
くすんだ、くもった、というと聞こえがあんまりよくないですが、
見方を変えると、ミリタリーの匂いがしない、アクの抜けた色。
たとえば、淡い色を多く使うHERMÈS、LEMAIREのような、
垢抜けていて、軽快な印象にも共通する趣があります。
RAFというと、とかく複雑な作りのパーカだったり、
アヴィエーターなデザインが注目されがちですが、
この色、RAFカラーの使い方も、実はとても奥が深い。
ということで、RAFのトロピカルstoneチノショーツと、
同じく画像で履いているヴァンプシューズをアップしました。
from イタリア via カンヌ。
見ただけで、確かに、って思えるデザインがすごい。
予定調和といえばそうなのかもしれないけれど。
ジャケットとシャツは土曜日に見られます。
ちなみに、首に巻いた絹の一文字はsoldです。
花入れの花も、今はもう緑一色になりました。
それでは。