ジャケットを選ぶ基準の一つ、
モノは違っても、常に芯としてあるもの、
それは色気があること。
ユニセックス、ジェンダーレス、
そういった中性的な魅力ではなく、
ワーク、ミリタリー、スポーツ、
そんな野性的な男くささとも違う、
ほんの短い時間にだけ、
ここぞという時だけに、強く発せられる
男の匂いがする服。
内から外に滲み出るのではなく、
外から内を奮い立たせるような、
背筋を伸ばして、胸を張って、
歩き方まで変えるような服。
今までそんなジャケットをいくつか紹介しました。
そして、これもそのひとつ。
高を括らず、卑下もせず、周りに流されず、
格好つけることとちゃんと向き合える人に。