まず大事なお知らせから。
実店舗についてですが、年明け3日の土曜日に加えて
4日の日曜日も営業させていただくことが決まりました。
営業時間はいつも通りを予定していますが、
土曜日はご来店いただけるお客さん次第では
できるだけ遅くまでやろうと思っています。
延長の際はfacebookの方で当日告知します。
新年の営業は3,4日の土日連続です。
よろしくお願いいたします。
(1,2日はお休みいただきます。)
あと、イタリアから発送した荷物の所在が分かりました。
なんとまだイタリアにいるそうです(`´)オイ。
23日に送ろうとしたら税関の検査が入って間に合わなくなり、
年明け2日に送ります、と・・。だったら24日以降は何してたんじゃ!
日本の会社なのに、仕事はのんびりイタリアン。なめやがって・・
でもまあ正直なところホッとしたのが一番。届けばもう何でもいい・・。
イギリスからの荷物はとっくに届いて、クリーニングやお直しやらの
仕分けもひと段落つきましたが、向こうで撮った画像がまだあるので
最後に少し載せたいと思います。
おそらくデッドストックです。59パターンというやつでしょうか。
個人的に迷彩は着ません。でも、ハイキングパーカとかマックコートとかの
インナーにしたら面白そうかなと思い。3色くらいあるので色遣いを考える
楽しみもありそうです。街着としてなら被りより着やすいと思います。
カオスのような店で、古着のようにクタクタのおっさんがヨロヨロ寄ってきて
「何欲しいんだ?」と聞いてきたので、「Something special」と答えたところ、
3番目にこれを持ってきました。店やおじさんのコンディションと、この一着の
コンディションとのギャップにびっくり。4番目にはトライアルマスターが出てきて
こやつ・・!と目の色変わりましたが、あまりにも汚かったのでやめました。
Belstaffは他にすげえの持ってるぜ、ここにはないけどな、へへ・・・と
裏取引を持ちかけるように囁いてきましたが、いかにもその口ぶりから
高額であることが伝わってきたので、また来るよと言って出てきました。
夜明け前、相当疲れていたんでしょう。この2枚しか画像がありませんでした。
2つとも一人の若い女の子から。なかなかタフなトレーダーでした。
使い古されたレザーのホールドール。ラグ織りのワンショルダーバケットバッグ。
バケットの方はストラップ中央のジップを開けばリュックに。形だけでもう特別。
いつも通り鞄は少ないですが、この2つは両方とも主役級です。
LOTUSのVELDTSCHOEN。LOTUSといえばVELDTSCHOEN。
スコッチグレインレザーに分厚いソール。本家本元がデッドストックで。
facebookには40'sと書きましたが71/04とあるのでそれが本当かも。
ゴルフ、ハイキング、ハンティング、何でもこいのユーティリティな一足。
ノーザンプトンの高級靴とは対照的な、武骨なイギリス靴。
スコッチグレインではないですが、これもヴェルトショーンと同じ類の一足。
40'Sくらいでしょうか。かなり古いので、より原始的な作りというか、
とにかく革の厚さ、重さで足を守るようデザインされています。
何より嬉しいのはアウトソールにスパイク、スタッズが付いていないところ。
似たデザインのスパイクありも見ましたが、それはパスしてきました。
需要があれば今後検討しますが、ない方が履く人を選ばないと思います。
フルブローグのブーツタイプに、キューバンヒールのウィンクルピッカー。
足元から80'sのサブカルチャーやミュージックシーンの匂いがむせ返るほど
立ち上ってくるような2足。僕自身はひっさしぶりに嗅ぎました。
ドクターマーチンとはまた別の匂いなんですよね。伝わる人がいれば嬉しいです。
日本に行きたくねえ!と言ってましたが、無理やり連れて帰ってきました。
刺繍はオレンジ。ブラック×オレンジです。ゴールドなら買わなかったと思います。
イギリスでは作業着や軍服などのユーティリティクローズでもしばしば使われる
ことのあるオレンジ。最近気になって仕方ない色。
イギリスのレザージャケット3着。
2,30'Sのドライビングジャケット、4,50'Sのスポーツジャケット。
イギリス独自のデザインもあれば、アメリカのようなデザインも。
共通して言えるのは、革がとても柔らかいこと。
ヴィンテージのホースハイドやステアハイドのように、身体に
反発してくるような硬い革とは違うのがイギリスらしい特徴です。
ただ、ご覧の通りのコンディションなので、お直しや手入れを施して、
人前に出られる状態にしてから販売したいと思っています。
そろそろ締めます。
背景変わりました。オババが起きてきたので自室に戻りました。
もうこの頃は眠気も体力も限界に近かったので写真が雑です。
ここまで古いBEDALEは自身初。フードも付いています。
着用感はありますが、前の持ち主が上手にリプルーフされていたようです。
特にデザインは変わらないのですが、統一感のないポッパーが何ともかわいい・・・。
今回サプライヤーさんから聞いたのですが、バブアーがこんなに流行るなんて
10年前は想像できなかったと。イギリス人からしたら「だってファーマーの服だよ?」。
未だにダサい、野暮ったい、そんな感覚でしか見れないそうです。
この独特の野良バブアー感は昔のものならでは。
ラストです。
50'sのバイカージャケット。
インターナショナルでも、トライアルマスターでもありません。
MASCOT。
SCRAMBLERというモデルがありますが、それの前身でしょうか。
とにかく吸い込まれるような一着でした。
こんなひどい画像でも少しは伝わると思います。実物は言うまでもなく。
ダメージも複数あり、プライスも尋常じゃない。
直すのにどれくらいかかるんだ・・、その前に直せるところがあるのか・・
たしかまだ5日目だったので、予算的にも踏み込むのは怖かった。
とりあえずない頭をできるだけ回転させて色々考えました。
ネガティブな要素だけ総動員させて、それでもどうなのかと自問しました。
結果、手放せませんでした。意を決して大枚はたいてきました。
買わずにぐずぐず後悔するなんて、こんな男前なジャケットに失礼。
お直し、プライス云々ではなく、自分の感じたものに正直に従いました。
目星をつけたお直しのお店が、年内の営業をもう終えていたので、
年が明けてから相談に行ってこようと思います。
無事お直しが終わったら販売いたします。ご検討ください。
3,4日にリリースする内容は今日中に可能な限りお伝えします。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。それではまた。