スリムなボディ。
とんがったつま先。
エラスティック。
レザーソール。
ストレートチップ。
これがジョージコックス?といったディティールが勢揃い。
一つとしてそのイメージと結びつくものがない。
大勢に逆らう男達の足元を支えてきたジョージコックスが、
自分自身を裏切った一足。
狙っているのか、血の迷いなのか、いずれにしても
なかなか見ることのできない、ジョージコックスの別の顔。