全て天然の素材を使っています。
日常的な色や大きな違いのないデザインもそうですが、
この柔らかさ、力の抜けた雰囲気は、
素材による部分が大きいような気がします。
50年代頃のスペインのワークウェア。
スペインに3年間留学をしていたディーラーからの一着。
バルセロナにある1920年代から続く洋品店。
その倉庫に眠るストックから見つけてきたそうです。
意識して手に取ってみた記憶のないスペインのヴィンテージウェアは、
勝手な想像よりもずっと洗練されていました。
通気性、肌触りの良い麻と綿の混紡素材。
作業着らしからぬ、品のある風合いです。
イギリスのラグジュアリーブランド、dunhillの
リネンカラーレスシャツ。
dunhillは、流行にあまり左右されない、ワンシーズン着たら
お役御免といったものは作らないコンサバティヴなイメージ。
旬なデザイナーを起用し、シーズン毎にまるっきり違うテーマを
展開するラグジュアリーブランドも最近は少なくないですが、
dunhillは変わらない、裏切らない安心感があります。
リネンの洗い感、生成りの柔らかさ、カラーレスネック。
どことなくアジアの薫りが漂う組み合わせ。
パンツはまた後ほどアップします。それではまた。