サーバーの不具合等、だいぶ紹介するタイミングが遅れましたが、
こちらの画像掲載前にご注文いただいた皆様、誠にありがとうございました。
絢爛豪華な大奥にある天井画や襖絵のようなチャイナジャケットをメインに、
変化のあるブラックブラックのスタイルを。
ブラックブラックのスタイルって、ちょっと前だとモード系だとか、
もっと前だとカラスとか呼ばれてバカにされてましたが、
本当はクールなのに、何となくマイナスなパブリックイメージがあるのは残念。
そのせいでなんとなく躊躇してしまう人も多いかもしれませんが、
大胆なプリントや切替えを加えたり、パンツをショーツにして軽さを出したり。
ちょっとしたリズムを加えることで、そんなくだらないイメージを楽しく払拭できたら。
そして今回もチャイナジャケットを使ったスタイルを。
ethnic(エスニック)。
民族の、とか、非西欧文化固有の、なんて意味らしいですが、
エスニックと聞くと、アクの強いデザイン・色使いだったり、
アロマ焚きまくりの薄暗い、カオスな店に並んでいる服だったり、
そういった服を好む人の強烈なキャラクターが先立ってしまい、
何となくとっつきづらい印象があるかもしれません。
でも、レザーアンドレースとして提案したいのは全くの別物。
デザインがミニマルだったり、現代の要素を含んでいたりと、
民族服の特徴的なエッセンスだけがシンプルに表れたものや、
モードやメゾンのフィルターを通したような”新しさ”のあるもの。
アイテムにしても、スタイルにしても生のエスニックのまんまではなく、
例えるなら生魚を食べやすく調理するような、そんなニュアンスで。
ethnic+unique,technique=ethnique。
ヴィンテージを選択することを変えるつもりはないですが、
アイテムを選ぶ視点、スタイルを組み合わせるアイデアは新しく。
ちなみにチャイナジャケット☓ドリルパンツの組み合わせは、
以前紹介したこのお姉さんがインスピレーターになりました。
ブラックブラック同様に、既成のイメージを楽しくぶっ壊しましょう。
あえてスタイルをメインに紹介したいので、
アイテムの紹介は省略することにします。
詳細に関してはぜひアイテムページの方を。
このスタイルの裏テーマはこの後また。それでは。