今回は久しぶりのベンタイルウェアを。
ROYAL NAVY(イギリス王立海軍)のスモックパーカによって、
ベンタイルの存在やそのクオリティの高さを知った方も多いと思います。
以前アップしたウィンドプルーフトラウザーズも然り。
ただ、今回はミリタリーウェアではなく、民間用のアウトドアウェア。
レザーアンドレースとしては約2年ぶりくらいでしょうか。
生態調査などの目的で森に入る人、
ハンティングやフィッシングを楽しむ人、
バードウォッチングに興じる人、
そんな人達をターゲットにしたブッシュクラフトウェア。
安くて軽いゴアテックスでも全然良さそうなのに、
なぜこのベンタイルを使ったウェアを着るのか。
それは高機能であるという点に加えて、
「静かである」という利点があるからです。
レジャーのトレッキング目的ならゴアテックスでも十分ですが、
ゴアテックスだと、少しの動きでもシャリっと音がたつので、
神経質な生き物はどんどん逃げていきます。
捕獲や観察の対象に気づかれたり、自然の秩序を乱さないよう
慎重に行動することが自分の仕事に関わるような、言うなら
”ガチ”な人達にとってはこのベンタイルが必然なわけです。
バブアー然としたルックスですが、ワックスコーティングなしでも
機能性は同レベル、或いはそれ以上。
また、シート代わりになるスナップ留めの裾裏のテールは
この一着だけにしかないような、特別なディティールです。
マイナーメーカーですが、着る人のことを徹底的に考えたデザイン。
ベンタイルという素材の良さだけに頼らないところにも好感が持てます。
さてさて、2015 springのショーが続々とアップされてますね。
ばらまかれる膨大な画像を僕も一つ一つじっくり楽しんでます。
その中で気になったのが、
Back to Moschino!
80's、90'sの、ぶっ飛んでいたモスキーノが
久しぶりに帰ってきた感じがします。
ということで今日は、
こんな大胆なプリントや、
便箋をポケットにしたシャツと、
モスキーノらしいアイテムを持っていきます。
モスキーノだけではなく、ポールスミスのTシャツや
キャサリンハムネットのパーカやショーツなどのメゾン物、
他にはマニアックな音楽物や、
ロンドンで見つかったデッドストックのTシャツなども。
天気悪いですが、お時間あれば是非渋谷に。
ロンドン郊外のチャリティショップにあった90'sのMOSCHINO。
特にイカれたデザインの多いCheap & Chicラインの一枚です。
本当はこれも持って帰ってきたかったんですが、
裏地のコンディションがあまりに悪く断念。
余談ですが。
それでは失礼します。