いつもアイテムページの作成に時間がかかって、ブログのアップが
次の日になってしまうので、今日はブログ先行でいきます。
インディゴコットンを使ったショーツを2点。
1949、British Army P.T. shorts。
インディゴのヘリンボーンコットンを使用した一枚。
イギリスとインディゴってあまりリンクしないので、
まさかイギリス軍がインディゴコットンを使ったウェアを
着用していたなんて知らなかった、という方も多いと思います。
タグにあるP.T.とはPhysical Trainingの略語。
フィジカルトレーニングでも十分通用すると思いますが、
平たく言うなら運動用です。
デッドストックなので黒っぽくみえますが、
実際は濃いインディゴブルーです。
よく見ると経年の色むらがうっすらと出ているので、
実物を間近で見ればインディゴと分かります。
お馴染みのブロードアローのスタンプも。
運動用だけあって作りはプレーンで、ポケットもサイド1つのみ。
ポケットにはカギとケータイくらいしか入れない、っていう方向け。
元々のサイズが大きいせいもありますが、
縦横に長く、また広い、かなりバギーなシルエット。
イギリス軍のインディゴ、というレアリティを抜きにしても、
生の状態から古いインディゴの色変化、経年変化を体験できる
機会はとても貴重だと思います。
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履きたいけどサイズがどうしても大きい、という方でも、
ウエストがゴムなので、長さを調節した新しいゴムを入れ替えて
ウエストを絞るだけで、全体をリサイズせずに履くことができます。
ゴムを詰めるだけならリフォーム屋さんでも￥1000程度、
総入れ替えでも￥2000程度でやってもらえるはずです。
こちらも同年、同モデルのショーツ。
上のショーツを、着用と洗濯を繰り返した姿がこれです。
（別物です、念のため）
上は色が濃すぎて、インディゴらしさがよく分からないので、
これが一緒に出てきてくれて本当に良かったです笑。
うっすらとですが、1949とブロードアロー、つまり
イギリス軍の物であることが確認できると思います。
理由もなく美しいと思わせる力がインディゴにはあります。
古いフランス物でだいぶ広く知られるようになりましたが、
イギリスのインディゴは、また違った趣があると思います。
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それではまた。