イギリスのニューウェーヴファッション(かなり広義ですが)に思い入れがあることは
ブログをご覧いただいている方はご存じだと思いますが、今回もそんな一枚。
見て分かる通り、絣(かすり)と羽織(はおり)、その日本独特の柄や衣がソースとして
大きく取り入れられています。
イギリスでもそれらは日本のものとして認識されていて、難しい英語に直すことなく、
絣はkasuri、羽織はhaoriとそのままの名前で呼ばれることが多いです。
でも、絣は不規則なパターンにアレンジされ、羽織も純粋な羽織ではなく、
袖は洋服の袖で、ラペルやポケットが付いたりと、イギリス人の感覚というか
「洋」の要素も入っています。だから、ジャパニーズというよりはジャパネスク。
例えばお祭りとか縁日などの、浴衣や甚兵衛が会するような場所で着たら
このキッチュなルックスが際立つ気がします。
洋服でも和服でもないバッタもんを着て、「何それ?」っていう好奇な視線に
さらされるのがたまらなく興奮するって人は楽しいはずです。
誠に勝手ながら本日、明日にご注文いただいた場合、発送は火曜日になります。
申し訳ありませんが、ご了承いただけたら幸いです。では失礼いたします。