大変ご無沙汰してしまいました。
ここ数日、ブログにアクセスできない状況が続いており、
ご覧いただいていた方々にはご迷惑をおかけしました。
メインサーバー自体がダウンしていたようで僕もアクセスができず、
更新できないまま帰国となってしまいました。
ようやく復旧いたしましたので、旅を風景やアイテムの写真とともに
少しずつ旅を振り返っていきたいと思います。
前回の記事と被る画像もありますがご勘弁ください。
今回は3泊4日の日程で、イギリス北部を訪れました。
こちらはエディンバラ城。圧倒的な迫力でした。
場所言っちゃいましたが、あまりにも有名なのでもういいです。
最初の画像は駅前で撮影したもの。
Old Townと呼ばれる南のエリアは、どこを見回しても古い建築が並び、
ここだけは僕もカメラを首にぶら下げて一観光客になってました。
画像の下に見えるのが乗ってきた特急。降りたホームからいきなり城が・・。
これも駅前。最初の画像とは反対の、New Townサイドの塔です。
これだけで観光客を呼べるレベルですが、こんなのが街中に平気で立ってます。
New Townサイドのランドマーク、Balmoral Hotel。
エディンバラ一の最高級ホテルです。
僕が泊まったのはこれ。の向かいにあるTravelodge・・汗。
建物の隙間からの景色すらも、いちいち目を奪われます。
お店の人なんかにも少し話を聞いたんですが、
自分の街にみんな誇りを持っているようでした。
ここに載せた写真にはあんまり人は写っていませんが、
わざわざ人がいなくなるタイミングを待って撮影しただけです。
街は伊勢神宮並の観光客の波で溢れかえってました。
Hotel Missoniのホテルマン。そうです、あのミッソーニ。
スコットランドだけに伝統のキルトを着用していますが、タータンではなく
オリジナルのパターンでアレンジしているのはさすがです。
Old Townを歩いていた時にこのキルトが目に入り、もしかして・・と
中をのぞいたら大きな壺など調度品も全部Missoniのオリジナルでした。
「このキルト、£1500もするんだぜ(どや)」と、高級なホテルの従業員にしては
やや下世話なコメントが少し残念でした。まあ僕が相手だからでしょうけど。
肝心なヴィンテージビジネスの方は、完全に観光客向け仕様。
キルトと、コスプレでしか着ないようなミリタリーウェアの山にはもううんざり・・。
観光客の男性二人が、お互いキルトを試着してキャッキャしているのを見て
自分が来るような場所ではないな、としみじみ思いました。
古着をぞんざいに扱う観光客が多いのか、古くて値の張るものは全部手の届かない
高いところにぶら下げて、いちいち店員に言わないと取ってくれないような店も。
もし観光で訪れることがあれば、例え古着が好きでも、別のことに多く時間を
割くことを強くお勧めします笑。
北部はそれ以外にも大小3つの街に。
店に入った途端、「その鞄ちょっとどけてくれる(ムスッ)?」とか店員に言われたり、
調べた店が3件連続で潰れていたり、日本人が珍しいのかどこに行ってもジロジロ
見られて、おまけにめちゃくちゃ寒いというとことん相性の悪い街もありました。
街のモールを通ってとぼとぼ帰る際、その中に靴屋があったのでのぞいてみると、
RARE!笑
新品の靴と一緒に並べてました。見ての通り全部中古。
これを何も知らない地元の若者が買って、ロンドンとかに勇んで
履いていったりしたら、さぞかしショックを受けることでしょう。
てか左の靴、ヒモくらい結びなさいよ・・・。
なんか観光日記みたいになってしまいましたが、
合計で12もの街をひたすら歩きまわって、一つ、また一つと
連れて帰ってきた大切なアイテム達も少しずつ紹介します。
前回の記事でもったいぶったこれ。
(暗くてすみません、雨降ってたので・・。)
あのオースチン・リードがグレンフェルに別注をかけた一枚。
今では庶民派ブランドになっちゃいましたが、まだ高級ブランドとして
名高かった、古き佳き時代のオースチン・リードです。
生地はもちろんグレンフェルクロス。頬ずりしたくなるくらいすっべすべ。
コットンのダブルレイヤーなのでズシッとした重みがあります。
一般大衆にとっては高根の花だった、当時の高級アウトドアウェア。
67:33の生地を使ったグレンフェルとは全くの別物です。
ツイード地ともパイル地とも異なる不思議な生地を使った黒のブレザー。
80年代頃のものですが、この時代らしからぬ肩のスムースなラインと
高めのゴージやスリムなラペル、キュッと締まった形など全てがスマート。
安定のavanti。もちろん当時物はMade in England。
確かC&Aの扱うレーベルの中の一つだったと思います。
今ではファストファッションブランドとして認識されているC&Aですが、
時代を遡るにつれて意味合いは異なってきます。その話はまた個別に。
Barbour。
と思った方。ブブーーーo( ` з ´)o
正解は、VENTILEを使用したフィッシングパーカでした。
見た目思いっきりBORDERですが笑、ワックスコットンではなく
オールVENTILEコットンです。なので、ずっしりとした重み。
これ、今回訪れたスコットランドのメーカーのもの。
で、上に付く白いタグがそのメーカータグ。
VENTILEのタグに完全に大きさも存在感も負けてます・・、
が。
なんとこんなものが内側に・・・。
ケルティックチェーンのようなデザイン。おそらくこのメーカーの
マークなんでしょう。細かいところにちょっとしたスコットランドらしさ。
内側の裾。これが何のために付くのかはまた個別にお伝えします。
まだ荷物が来ていないので全く生きた心地がしませんが、
今日はそろそろこの辺で。また後日、「日月抄、三」に続きます。
旅中にご注文いただいたお客様、誠にありがとうございました。
本日より順次発送していきます。完了後、改めてメールをお送りいたします。
では失礼します。