今日は鉄道系のウェアを2枚。
こちらはBR(イギリス国鉄)のジャケット。
日本でいうJR。
当たり前ですが、イギリスのどこに行ってもこのボタンのマークを目にします。
BRのユニフォームはとにかくシンプル。
衿の切替えはもちろん、ラインすら全く入っていないのがほとんどで、
一番鉄道系の「らしさ」を感じないのがBR。
ワークウェアらしいミニマムな一着です。
かわって、こちらはローカル鉄道の一枚。
まあこちらも鉄道系らしさは特にないんですが、
衿のワッペン跡(赤いのは糸です)とピンクの管理タグは
鉄道系によく見られる特徴なので、そこで判断しました。
タイトな身頃と、ヘリンボーンウールを使ったライニングが何よりの特徴。
今の感覚でみると、鉄道系、いや、ワークウェアの中でもダントツに
ファッション性の高い一着。整った形の良さは画像からも伝わると思います。
ワークウェアを着ているようなルックスとはだいぶかけ離れます。
経年劣化が散見されるため、リペアをして着続けることに抵抗のない方向け。
(もちろん着たらいきなり壊れる、なんてことはありませんが。)
ただ、そうしてでも長く付き合っていく価値のある一着だと思います。
冬らしい上着はこれで最後です。おつかれさまでした。
鉄道系のSS編も笑、いずれお送りしたいと思います。
それではまた。