昨日は結局アップできず。申し訳ありません。
今日は、普段あまり触れる機会のない、ヴィンテージイタリアンカジュアルを。
ルースフィットのショールカラーカーディガン。
2枚とも同じデザインで、オフホワイトとココアブラウンの色違い。
イタリア物というと、イタリアンクラシコと呼ばれる、スーツを初めとする
上質な素材感や、高い手工業技術による仕立ての良さなど、先立つのは
高級なイメージばかりですが、こちらはもっとカジュアルで大衆的なもの。
天然素材の割合を抑え、合成繊維であるアクリルがメインの素材配分。
ウール100%のものと比べると、肌触りが格段に柔らかく、また軽量なため、
着心地もとても軽いです。
ショールカラーのカーディガンは冬のイメージが強いですが、こちらはもう少し
温かい季節に羽織るような、春先向けのアウターとして見ていただければ。
Tシャツやカットソーの上にはもちろん、シャツ+タイにこのユルさをプラスする
スタイルも面白いと思います。
こちらはおそらく70's頃のもの。古着でもちらほら見かけるイタリア製ですが、
あくまで生産地としてイタリアを選んでいる場合が多く、純粋にブランドまで
イタリア物となると、ほとんど触れる機会はない気がします。
イギリス物とはまた一味違ったイタリアンヴィンテージカジュアル。
ミニマルなデザインですが、そのシンプルな中にイタリア物らしさ、違いを
見つけるのも楽しいです。少しずつ温かくなる季節に向けて。
って今雪降ってますけど。
まだまだコート類をクリーニングに出すのは早そうですね。それではまた。