久しぶりにレザージャケットを。
知る人ぞ知るoakleaf leatherwearからのバイカージャケット。
まるで現行品のようなキメ細かさとしなやかさ、色の鮮やかさです。
これで50年近く経っています。にも関わらず、経年の味や雰囲気はほぼ皆無。
あまり着用されていなくても、50年も経った革であれば、
経年、乾燥などによって少しの劣化はみられるのが普通。
ただこちらは、この状態から現行品と同じスタートラインに立っても、
こちらの方が長持ちするのではと思えるくらい、劣化のレの字もない。
カラー物がウケなかった時代に、赤や青ではなくグリーンを使った
先進性、意外性。またバイカージャケットでも、できる限りディティールを
省いたミニマルなデザインから見てとれる普遍性。
イギリスのバイカージャケットと聞いて挙げられる、名だたるメーカーの
プロダクトにもひけをとらないどころか、それらを上回るほどのクオリティ。
よく確かめもせずに、タグだけを見て、名前だけ聞いて良いモノと盲信して
しまう風潮に一石を投じるような一枚です。