今日はブレザーを3枚紹介します。
イラク・バグダードにあったイギリス発のテーラーで仕立てられた一枚。
ゴージラインが低く、ワイドで長めのラペルに特徴があります。
ウミット・ベナンみたいという声をお客様から聞き、少し調べてみました。
コレクションからの抜粋ですが、ラペルの形が良く似ています。
強いていえば80'sによく見られるような形です。
トルコ人の両親を持ち、イスタンブールでテキスタイル業を営む
父親の影響がデザインにも反映しているようです。
今ほどファッションが画一化されていない時代に、中東は中東で
独自の流れがあったのかもしれません。
普段サイズ38を着る方でほぼジャストで着られるサイズ感です。
ヨーロッパともアジアとも違う、中東のドレスウェアです。
イギリス南西部の街、エクセターのテーラーによるオーダー物です。
緩やかに落ちる肩のラインと、低いボタンの位置が現代的。
ウエストがあまりシェイプされていない分、ゆったりとしたルックスです。
ラペルが細身で、ウールもチクチクしないので、慣れない方でも
気負わず着られるハードルの低さが魅力です。
実寸以上に中にゆとりがあるのでサイズ感は36-38位ですが、
肩幅が広い方でなければ38を着る方でも問題ないと思います。
イギリスのモッズブランド、アーヴィン・セラーズのコットンブレザー。
ワイドなピークドラペルが攻めた印象を与えます。
ただ、コットン地なので、あくまでカジュアル向け。
6,70'sのイギリスのファッションが顕著に表れたデザインです。
実寸以上に中にゆとりがあるので、サイズ感は38位ですが、
肩幅が広い方でなければ、インナー次第では40の方でも着られます。
今週の土曜日は、台風が接近しているため、搬入・搬出に
支障が出てしまう天気の場合はお休みさせていただきます。
明日の夜、または遅くても土曜日の早朝までには、改めて
こちらのブログで営業するかどうか告知いたします。
どうぞよろしくお願いします。