昨日は久しぶりのスタイル撮影をしました。
一日限りなので撮れた数は限られていますが、
所々スタイルを交えて紹介できたらと思っています。
協力してくれたYTRくん、本当にありがとう。
みなさんご存じのジョンスメドレー。
今でこそウールのニットは素肌に着られるくらい質感の良いものが
多く見られますが、古い100%ウールのニットはチクチクするものが多い。
もちろん素材の粗さという点は一概に悪いものではなく、古いものらしい
良さがあるのですが、現行品に敵わない部分があるのはやっぱり悔しい。
でもその中で気を吐いているのがこのジョンスメドレー。
少なくとも30年近くは前のもので、しかも100%ウール。
もうこれはチクチクへの完全な布石ですが、その手は打ちません。
技術の向上と言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、
実用面?では古着よりも現行品に分があることは"概ね"否めません。
でもジョンスメドレーは、簡単にはそう言わせないほど逞しい気概の
ある貴重な存在だと思います。
同系色のレイヤリング。
オーソドックスなデザインですが、このスタイルでは
ジョンスメドレーが主役です。
ちなみに上はマラヤジャケット。
ハイゲージのキメ細かさと、コットンリネン?のやや粗さのある
素材感とのコントラストも、同系色だからこそ活きています。
インナーのTシャツはまた後日紹介したいと思います。