今日はスタイル付きで。
白から薄い茶色へのグラデーションで、ワークやミリタリー
特有の”匂い”をできるだけ和らげて。
歳をとるにつれて、ワークやミリタリーの持つ強い”匂い”が苦手に
なってきた方にとっても、割合抵抗の少ないスタイルだと思います。
個人的には、太いミリタリーパンツ(主にカーキやオリーブ)を
靴にクッションさせる履き方に上でいう”匂い”を感じるので、
季節が季節なのもあり、上も下も思いきって捲ってみました。
ちなみにシューズはこちらです。
タンクトップはCC41。
CC41はイギリスの古い服に精通している方ならもうお馴染みかと
思いますが、個人的に大きな勘違い、というか間違った覚え方を
していたので、ここで訂正したいと思います。
CC41のCCは今まで"Civilian Clothing(民間衣料)"の略だとばかり
思っていましたが、正しくは"Controlled Commodity"だそうです。
直訳すると「管理された日用品」。
ふと、Clothingなのになんでテーブルクロスや家具にもこのマークが
つくんだろう?と疑問に思って調べたら見事に間違っていました。
これは1941-51の10年間、物資を規制する目的で政府が設けた政策に
関係があります。まあ今でいうエコマークのようなものです。
当時のイギリスは、第二次大戦、朝鮮戦争と大きな戦争が続いたことで
農業や林業、工業など生産に関わる男手がみんな徴集されてしまい、
物資の民間供給が停滞していました。
そうすると衣類や家具、リネン(シーツや下着など)、家庭用品が市場に
出回らなくなるわけで、政府は貴重な資材や素材を少しでも節約するため、
上記のような日用品の内容や工程に規制をかけたというわけです。
その規制をクリアした証明としてつけられたのがこのCC41のマーク。
なんでか知りませんが、規制されてた割には、素材とか製品としての
クオリティが見るもの全て高いんです。こちらのタンクトップも然り。
このマークの希少性とかよりそこに注目してみてください。
間違った情報を提供してしまい申し訳ありませんでした。
さて今日は渋谷の日です。
今日並べるものなんですが・・・
今から写真撮って後ほど載せます。
間に合うか・・・ それでは。