誰も着ていないし、誰も注目してない。相場とか、決まった着方もない。
だからといってバカみたいに突飛でもない。個性があり、ストーリー性がある。
それが僕が思うこのモノの”特別”。
珍しさとか値段とか着心地とかは全部、どれだけ特別な気分や体験が
得られるかにつながると思います。それがモノの価値だと思う。
希少、って単語が最近は陳腐に聞こえる風潮もちらほらみられますが、
珍しいと思えばそれだけ着た時の心地良さも変わってくるはず。
「何それ!?」って言われた時の気分もまた特別。
ありきたりのモノじゃなかなかかけてもらえない言葉。
高い、っていう単語も往々にネガティヴな表現として使われますが、
高いと思うものを買えばそれだけの満足感、着た時の優越感が得られる。
高かったから大事にしよう、って思う気持ちもまた特別。
テキトーに買ったものじゃなかなか感じられない。
何かの”特別”がないと、それ相応の体験は得られない。
それを考えたら、モノの独自性ってすごくシンプルな”特別”だと思う。
珍しい、ってすごくいい。それだけで”特別”なんだから。
スタイリングとか、着てカッコよくないと、ってのは後でいくらでも考えたらいい。
特別なモノを着て、いつもと違う、特別な気分に。
いったい何を書いてるんですか、と読み返して思いましたが、
ちょっと時間かかったので一応残しておきます。
アイテムに直接触れてませんが、良いジャケットです笑。
それではまた明日。