今日はストライプのブレザーです。
イギリスのストライプのブレザーというと
普通はカレッジブレザーが思い浮かぶと思いますが、
それらの”大学生”が着た「ユニフォーム」ではなく、
モッズリバイバルの頃に一部で流行った
当時の”アウトサイダー”が着た「不良服」です。
(良くない服、という意味ではないです汗)
見た目おんなじじゃん、と言われても仕方ないですが
背景や対象を考えたら、学ランとスカジャンくらい違います。
言い過ぎかもしれませんが、とにかく全然違うものです。
モッズを意識しているだけあって、
タイトフィットなシルエットでサイズ感もコンパクト。
この辺は現代に通じる部分もあります。
自分が言えたことではないんですけど、
無地を多用した無難なスタイルが今大きな流れの一つとして
あるからこそ、流れの中で個性を発揮するのがポリシーでない限り、
当時これを着た若者達のように、人が着てないものを着る
アンチファッションの姿勢は忘れちゃいけないなあと思いました。