私ごとですが、イギリスのヴィンテージに傾倒することに
なったきっかけのひとつがこのモヘアニットでした。
初めて出会った1枚は、確かピンクとパープルの
様々な柄がパッチワークになったものだった気がします。
それまでモヘアニットというと、アメリカのものか、
seditionariesのようなパンク物しか知らなかった頃。
ロンドンのマーケットで見つけた時は衝撃的でした。
それから、モヘアがイギリスの手編み物ではとても
ポピュラーな糸で、テキストも沢山出ていて、パターンも
無数にあることを知り、以来ずっと探し続けてきました。
今回の仕入れでも手に入れたものを含め、
この機会にウェブストア、実店舗で大放出します。
モヘアコレクションとはまあ多少仰々しいですが、
今回はカラー物、パターン物。
こちらの8枚はとりあえずウェブにアップしていきます。
動物の色・植物の色・土の色・空の色・・ 自然色というか
素朴で温かみのある色が中心のアメリカ物と比較すると、
イギリス物はバリエーションがかなり豊富。
画像のようなヴィヴィッドなカラーもイギリス物ならでは。
また素材もモヘアの比率が総じて高いので、毛足が長く
ザ・モヘア!という感じ。パターンも決して機械では作れない、
高度な技術を伴ったハンドニッティングだけが生み出す
ことのできる、非常に複雑なものが多いです。
おそらく他ではこれだけの展開はないと思います。
イギリスのモヘアを特集しているところも多分ない・・はず。
今までずっと温めてきたLeather and Laceの秘密兵器。
是非ご覧になってみてください。
他のものも見てみたいという方、今週の土曜日、
実店舗の方まで是非足を運んでみてください。
あなたの知らないイギリスが見られるはずです。
ということで来週のラインナップの一つはモヘアです。
他のはまた後ほど。では失礼いたします。