今日はチェスターフィールドコートです。
1933年にロンドン・ソーホーのテーラーでオーダーされた
俗にいう「ビスポーク」物です。
ソーホーというと、今回おみやげを買いにいったLIBERTYや、
カーナビ―ストリートがある辺りがそうですね。たぶん。
非常に小柄な方だったようで、一般的にバカでかいものが多い
このアイテムとしてはかなり小さめのサイズ。
これはある街で他3枚のブレザーと一緒に見つけたものなのですが、
このコートも含めて、60年代頃にある一人のモダニストさんによって
所有されていたものだそうです。
モッズパーカ着て、スクーター乗って、クラブ通いして、
ケンカばっかりしてたモッズとは違う、ライフスタイルにまで
洗練されたオシャレを貫いた本物のモダニスト。
やっぱり持っているものも本物しかありませんでした。
ブレザーはまた別の機会に紹介しますが、今回はこのコートを。
オシャレの感覚は人それぞれなので、勿論どちらがいい物かなんて
決めるようなことではありませんが、今物のチェスターフィールド
コートとは似て非なるもの。デザイン、ディティール、シルエットなど
全てにおいて原点がつまった一枚。
今回は珍しく限定してしまいますが、30-60年代のファッションに
精通している方には必ず響く一枚だと思います。
現行品と同じ感覚で着たらヤケドしますのでご注意ください笑。
フィッシャーマンセーターもアップしました。
カフェオレとオリーブ。
着て温かいのはもちろん、見た目にも温かくて
ぬくもりが感じられる色合いです。
先日の土曜日もたくさんのご来店とお買い物をしていただき、
本当にありがとうございました。
色々な方と色々な話をさせていただき、すごく幸せな時間を
過ごさせていただきました。
色々な方がいるので、違う感覚に触れさせていただくことで
もっともっと変わったことをやりたい、という欲が生まれます。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが、少なくとも僕は
すごくいい方向に向かっていると信じています笑。
今週末のラインナップの紹介はまた後日。
今日は遅いのでこの辺で失礼します。おやすみなさい。