今日はイギリス軍のレインコート。
おそらくlate 50'sからearly 60's辺りの物だと思います。
デザイン・シルエット・素材、まあ地味です笑。
でもこれはそこが魅力。シンプルで飾らないところ。
オーバーコートなので、サイズ感は大きめです。
でもそこも魅力。ちょっとヌケてる野暮ったいところ。
タグのORというのは、平たく言えば兵士用。
メーカーは何とバラクータ。あのG-9のバラクータです。
コートでいえばマッキントッシュ、シューズでいえばクロケットなど、
軍用として採用されたメーカーって安心感があります。
物の良し悪しを判断する上で、すごく重要なファクターですね。
ヘタすりゃ命に関わるような仕事に使われるわけですから。
資料的価値もあり、シンプルで飾らない日常着としても着られる。
ヴィンテージウェアの魅力が、ある意味集約されてる気がします。
ナチスの親衛隊を視察中のイギリス国王、エドワード8世。
物は違いますが、オーバーコートの着用例として。王様に失礼ですが、かわいいです。