80年代から90年代初めにかけて、Kensington High St.はブティック、レストラン、
クラブ、バー、レコードショップなど小さな店舗が多くひしめく通りで、それぞれが
非常にユニークなものばかりだったそうです。その中に、"HYPER HYPER"というファッション
モールがあり、そこでは名前のない若いデザイナーたちがそれぞれ小さなストールを
持ち、自身がデザインした洋服などを売っていたんだそうです。
タグにkensingtonと入る、このArtificial Eyeというブランドも、
おそらくその中の一つだったんだと思います。
残念ながらその詳細はインターネットでも全く出てきません。
志を持った若者たちが、いつか有名なデザイナーになることを夢見て、
その情熱、センス、全てを一枚一枚の服に表現し、不器用ながらもそれを
形にして世に送り出していた。そして今、その一つを自分が手にしている。
ハンドクラフトだからこそ余計に当時への思いが掻き立てられます。
これからもこの辺は個人的にもウェブストアとしても追っかけていきたいと
思っています。実際に当時そこを訪れ、見てきた人しか知りえない情報なので
どこまで手に入るかは分かりませんが。
90年代前半によくみかけた、ファッション雑誌の通販ページ。
うろ覚えですが、なんかハンドクラフト風のパンクウェアとか結構多かった気がします。
訳の分からないブランドもたくさんあったんだと思います。
このArtificial Eyeは、それらのジェネリックの先駆けともいえる存在です。
ちなみに偶然にもKensington近くのショップで見つけました。
ギュウギュウのシャツラックの一番最後にかかってました。
シンプルに着てください。
デニムでも、スラックスでもなんでもいいと思います。
ヘンに着飾らない方が、このシャツが活きるはずです。
僕は黒のショーツに合わせて着てみたいです。
詳しくはこちらから。
なんか訳のわからないブログになってしまってごめんなさい。
それではまた明日。
失礼します。