Leather and Lace

明日の営業

 

 

 

やっと渡航中にいただいたご注文の発送、また明日分の発送が済みました。

 

ご注文発送の方は遅れに遅れてしまいました・・。

それでも、こちらの勝手な都合にもかかわらず辛抱強くお待ちいただき、

またそれぞれの方に理解ある寛大な対応をしていただき心から感謝します。

このブログ書いた後、順にメールを送らせていただきます。

 

昨晩イギリスから自分が発送した荷物、また今日はディーラーから荷物が到着し、

もう眠くて仕方がないですが、一度手をつけてしまったので笑、明日は営業いたします。

ちょっとプライシングもリフレッシュしたいと思っていて、新しく紙を買いました。

 

 

とにかく寒いので明日はコート、ニット中心のラインナップです。

 

クラシックなどの下処理、またお直しやクリーニングが要るものはもう少しお待ちを。

それでもinstagramに掲載したイギリス分も、多少はリリースできると思います。

リネンやシルク、軽めのものについては、春向けに２月末からリリースする予定です。

 

掲載がないものももちろんありますが、できるだけ手に入れた経緯やこちらの意図なども

直接伝えられたらと思っています。静かに見たい方はうまくかわしてください笑。

 

あ、明日はイタリアのビスコッティとトリュフのプラリネチョコも持っていきます。

せっかく買ってきたので食べてほしいんですが、コーヒーは自分で用意してください笑。

 

 

ではよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

固まったワックスの鉄っぽさとチェックの細かさゆえのグレー。

クラシック☓クラシックでフレッシュにみせるテクニック。

イギリスでもなかなかいませんこんな人。

ちょっと追っちゃいました。かっこよかったです。ではまた。

 

 

 

Just by hand.

 

今日は建設的な関係が作れた気がします。

すごくいい人に巡り会えた、いい日でした。

 

 

 

旅の途中ですが、お知らせです。

 

 

12/3,4の土曜、日曜にある企画をやります。

 

 

今までいろんなテーマを設定して展開をしてきましたが、今回はちょっと本格的です。

また、初の合同での試みです。かるいノリで話をしてたら本当にやることになりました。

 

 

 

タイトルはJust by hand. 

 

 

 

ただ、手で。手、だけで。

 

もちろん服を扱う身なのでやることは基本同じですが、

タイトルの通り、手で作られたものだけを展開する企画です。

更に言うと、手織りの巻き物、手編みの被り物、その2つだけです。

 

 

 

前者は一人のウィーバーが担当します。

手織りの巻き物は、全部彼一人の手で作られたものです。

 

民族服のような均整のなさというか荒さの中に、驕らない、慎ましさのあるクリエーション。

基本どう捉えてくれても構わんという人なので、これは僕の勝手な見方です。

何よりタイトルをそのまま地でいく人で、手仕事がどんなものか身をもって知っている人です。

 

 

そして、後者の担当は僕です。というより、メインキャストは大勢のニッター達。

彼らが手で編み上げた被り物を、この場に来られない彼らに代わって紹介します。

まあ自分の編んだものがこんな扱われ方をしてることすら知らんと思いますが。

 

正直カオスです。キャラクターも方向性もばらばら、めちゃくちゃ。僕がいないとグループとして

成り立たないラインナップなので、僕がエージェントとなって彼らをまとめ、代弁します。

 

 

 

手仕事の良さを盲目的に信じてる人って意外に多いと思います。

じゃあなんで、何が良いのか聞かれると、すぐに答えが出てこない人、いますよね。

 

僕もたびたび考えることではあるけれど、どうしても自分の言葉じゃなく月並みな、どっかから

拾ってきた言葉でしか表現できないんですね。直接肌で良いと感じているのは確かなのに。

 

だからこそそこに、今回実際に手で作っている、手仕事で生きている人と一緒にやることの

意味があると思ってます。手仕事の良さを我に返って考える貴重な機会になるはずです。

いつまでも、コレいい感じっすよね、なんて時給800円のバイトみたいな伝え方したくないし。

 

 

12/3,4、Just by hand. 

 

真剣に、でもめちゃくちゃな企画にします。

手織りと手編み、それだけです。

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

引き続き、旅の経過はインスタ（itsumonemutai）の方にアップしますので

よかったらご覧になってみてください。ではまた。

 

 

イギリス雑記

 

 

 

今、ミラノは曇ってます。寒いです。

まるでロンドンのようにどんより暗い天気。

 

 

 

ヘンなタイミングですがイギリスを振り返ります。

 

 

今回はいつも以上にリサーチに力を入れ、ブログ・ウェブストア更新も

そっちのけで検索結果とにらめっこしていました。

 

 

いつもは全て予定を決めてからいくですが、今回は最低限の予定だけ立てて、

用意した駒を現地の状況に応じて空いてる時間に入れていくやり方でした。

結果が出なかったら出そうなところを次に持ってきたりと、なるべくテンションを

下げないように動くようにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果が出たところ、出なかったところ色々でしたが、出なかった方が多いかも。

これだけリサーチしてこれか…、みたいな。

 

 

特に新しい試みの方は空振りや失敗ばかりでした。４時間かけて行った場所で

空振りに終わったのはショックでした。

まあ最初だし、そっちの選択肢、可能性はいくらでもあるので次に活かします。

 

 

 

 

 

 

 

 

内容はざっくりでいうと80-90s、エスニック、クラシック。

 

 

今の80-90sの扱われ方は、ユルい、安い(チャラい)、過剰なインパクト、

あと当時の流行(アメカジとか裏原とか)、焼き直しもそんな感じに見えます。

 

でも僕が追っているのは、そんなステレオタイプでも懐古的リアリティでもない。

 

そもそもイギリスでイギリスの服を探す時点でまずそこからは外れますが、

当時のイギリスにおける、一瞬だけ強い光を放って消えていったような、

日本にいたら、メインストリームに流されていたらまず知り得なかったような

クリエーションには、もう懐かしさど ころか新しさと驚きしかないです。

 

もちろん紹介できるのは砂漠における一握の砂でしかないんですが、

その時代のイギリスがどれだけすごかったのか、僕が感じたものを

少しでも伝えられたら、パブリックイメージに少しでも抗えたらと思ってます。

 

 

またそれとは関係なく、いつどこで作られた服なのか分からないもの、

言い方をかえれば、時代や 国という情報が不要なもの、スタイルが

服のデザイン以外の影響を受けないものを選んだことも、自然と内容が

80-90sに偏った理由かもしれないです。

 

 

 

 

 

 

 

エスニックについては、イギリスが人種、文化、それに伴う服の多様性が広く、

幾度となくそういった服に触れてきたことで、現代服×エスニッ クにまだまだ

潜んでいる大きな可能性を感じているのが一番の理由です。

 

僕はデザイナーじゃないので、一つの服にモダン×エスニックを表現するなんて

大それたことはできませんが、一つのスタイ ルとしてなら頑張ればできると思う。

 

むしろ逆に、一着の服の中でその組み合わせを編集・完結させてしまうより、

別々のまま、それぞれ素のままの方が着る人にとっては表現の幅が広いはずです。

 

何ができるのかまだわかりませんが、現場でルックで伝えていけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

内容や経過はインスタ(id: itsumonemutai)の方にあげてますのでそちらをご覧になってください。

ただ、ニットはほぼ載せていません。その理由については次のブログでお伝えします。ではまた。